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販売戦略・ブランディング・アウトプット

俺が毎日している仕事は、数種類ある。プロフィールには「写真家・アートディレクター」と書いているけど、これも最近順番を入れ替えた。写真の仕事の方が増えたからだ。

日本人のメンタリティとしては「創業元禄十年」とか「牛丼一筋80年」みたいに同じ一つのことだけを誠実に続けるスタイルが尊重されるから、仕事を変えたり手を広げ過ぎるのはダメってことになっている。牛丼のCMは80年の頃から印象がアップデートされていませんけど、今が何年かはどうでもいいです。

俺にとって今やっていることの全部が過去からの整合性があることで、突然違うことがやりたくなったわけではない。デザインをしているうちにムービーとグラフィックが連動するから映像もやるようになり、それをデザインと演出だけではなく自分で撮り始め、総合した広告は結局のところ、企業のブランディングや経営に基づいているから、その源流となる場所にも参加し始めている。

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それらは全部がまとめてひとつの方向に進んでいて、作業はすべて同じ。むしろ、経営やブランディングにかかわらずに部分としてのビジュアル作りが難しくなっている。業種全体の話ではなくて、俺のモチベーションが、ってことだけどね。つまり、

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Anizine

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写真家・アートディレクター、ワタナベアニのzine。

写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。