見出し画像

Piero TT

パリで毎日フレンチを食べていると、間に何を挟むかが問題になってくる。ケバブとか中華デリに行くなどの邪道きわまりない手法もあるんだけど、美味しければイタリアンなどが食べたい。

つい最近まで「パリでのイタリアン摂取は自殺行為」と呼ばれていた。美味しいイタリアンの店がないのはパリだけじゃない。イタリア以外のヨーロッパ全域で同様である。

去年アテネに行ったときイタリアンが美味しかったので、その常識が覆されてちょっと驚いた。先に言っておくと、こういうときは「最高級のお店」のことは考慮していない。パリでもロンドンでももちろん、アホ高くて旨い店はある。我々庶民が日常的に行ける店ってことだ。

画像1

パリの三つ星シェフ、ピエール・ガニエールがやっているイタリアンレストラン「Piero TT」はなかなかだった。フレンチのシェフがイタリアンの店を始めるというのはよくあることなんだろうか。浅学ゆえか、あまり聞いたことはない気がする。

取りあえず、ローテーションの柱となる投手を確保した監督の気分である。

Piero TT
https://restaurant.michelin.fr/4051321/piero-tt-paris-07

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。