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うつ日記7〜脳が制限する理由〜

こんにちは、ふじみ猫です。また、久しぶりの投稿です。

私は、イマイチまだうつ病について理解できてないです。
それ前提で、私の症状を少し。

お医者には、「頑張りすぎために、脳が活動を制限している状態」的なことを言われました。
ふむふむ…_φ( ̄ー ̄ )

私はなんだかんだあって、うつ病を「脳が自己防衛している状態だ」と理解することにしました。
この解釈が合っているのかはわかりませんが、その経緯も少し。

物忘れ

まず、物忘れがとても激しくなりました。
10分前に教わったはずの授業の内容が思い出せないし、
課題の存在、ひどい時には授業の存在自体を忘れていたし、
今日の予定も思い出せないし、
やろうと思っていたタスクを数秒後に忘れていたし、
薬を飲んだか飲んでないかわからなくなったし、
トイレを流すのを忘れていたり、
お風呂に入ることを忘れて、最後に入ったのがいつなのかもわからなくなったり。

全て、本当に全てメモしておかないと忘れてしまうのです。
いつも座る机に白い紙を敷いて、
思い立った瞬間にメモをするようにしていました。

それは「20日までに課題提出」であったり、
「8時に家を出る」であったり、
「トイレットペーパーを買う」であったり
「今日お風呂入る」であったり。

同じことを手帳にもメモして、常に持ち歩きました。
スマホのカバーにメモを挟んで、それを見ながらスーパーで買い物をしました。

こんなメモばかりしないと生活できなくなったのか。
私はとても不安でした。

手先が不器用になる

物忘れよりはマシでしたが、不器用に拍車がかかりました。

もともと不器用な私ですが、
引き出しのペンを取り出せなくなり、
パソコンのキーボードで打ちミスが目立ち、
課題にはいつもの2倍近くの時間が必要になっていました。
ものを取り落としたり、
ボタンが押しにくかったり。

指の太さが2倍になったように感じていましたし、
時々、指先が震えたりしていて、とても怖かったのを覚えています。
(今はこの症状は比較的落ち着いていますが。)

生活へダイレクトな影響

これらのせいで、
バイトが、勉強が、家事が、何もかもが、うまくできないんです。
うまくできないというのは少し違うかも。

今までの自分ならできていた(あるいはできるだろう)ことができない
って感じかも。

脳が自分の活動にセーブをかけているのだから、症状に納得はできます。
ただ、自分のマイナスへの変化が怖い。
もしかしてずっとこのまま…???_| ̄|○

そんな時、バイト先のパートのおばちゃんにこの不安を言ってみたら、

「私なんかそんなの当たり前よ!!忘れる忘れる!!!」

って軽く笑い飛ばしてくれました。笑

その時、何かが私の中でスッと溶けたんです。
もしかして、今までできすぎていただけなのでは…??ってことと、
もしかして、老化と同じ現象なのでは…??ってこと。

課題を出し忘れたり、予定をすっぽかすのは生活に支障があるけれど、
授業の内容を忘れたり、お風呂に入り忘れたりするのは別に良くない??って。
ぶっちゃけ、それらを忘れたところで、誰かが死ぬわけでもないし、
ちょっと成績が落ちて、ちょっと体が臭くなるだけじゃん!って。笑

そう思ったら、ほんの少しだけど、「ま、いっか」って思えました。

あと、ご老人って手が震えてるよな…とか、物忘れしてるよな…とか、
お母さんも最近同じこと何回も言ってたりするし…とか、
老化と同じ現象が起きてるのかなと、自分の状態に興味が持てたのです。

怖いだけの自分の状態が、ほんの少しだけど、「おもしろい」って思えました。

え、うつ病のシステムってもしかしてすごい?

ま、いっか、って思えて、おもしろいって思えたことで、
客観的にうつ病を捉えることができました。

そう捉えて自分のうつ病の症状について考えてみたら、
脳がわざと、生活に支障が出るようにしているのかな…と思えたんです。
あくまで、私の解釈ですがね。

「今、自分は頑張りすぎている。休まなければならない。
だから通常の生活をできなくさせるよ。とりあえず寝てなさい!」
って脳が指令を出している感じでしょうか。

え、人間ってすごい!!!自分で自分をセーブできるんだ!!!
完全に潰れてしまう前に、体を休ませるようにできてるんだ!!!

うつ病を肯定的に捉えることができるなんて思ってもみませんでした。笑

おばちゃん、おそるべし。ありがとう。

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