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『10年後も語り継がれてる作品,そしてこれからも語り継がれる作品』

初めまして、Twitterの方で視聴したことがある作品を無い語彙力を活かして感想を書いてる「アニツイ」です。今回は1度感想を出したことのある「とらドラ!」についてもっと深く自分の中で紹介したいな、魅力を伝えたいなってことで書いてたんですが、あまりにも文字数が多くなっちゃったのでnoteを使って紹介していきたいと思います。初めてnoteという形でアニメ紹介を行うので至らない部分があるとは思いますが、頑張って書いたんだなくらいの気持ちで最後までよろしくお願いします。


適当な前置き
作品紹介
とらドラ!とは
本編の魅力について
私が1番語りたい回
総評


~適当な前置き~
今から10年前,それ以前の作品で未だに焼き付いている作品と言えば皆さんは何を思い浮かべますか?シュタゲ,ギアス,まどマギ,ハルヒ,エヴァなど…、どれもこれも10年以上経っても人気な作品ですよね。そんな中から1作品選んで紹介したいと思います。




~作品紹介~
その作品とは 「とらドラ!」です。正直紹介するまでもない位有名ですよね?恋愛作品と言えば〝とらドラ!〟、〝とらドラ!〟と言えば恋愛作品。「恋愛作品で1番好きな作品は何ですか?」と言う質問に「とらドラ!」と答える方も多いのでは無いでしょうか?かくいう私も大好きな「俺ガイル」と迷うくらい肩を並べてます。と言いつつも、Twitterのフォロワーの方はご存知だとは思いますが視聴したのは昨年の年末なんですが(笑)。


視聴して約1ヶ月経ちますが未だに余韻は抜けず「この熱を皆さんに伝えたい。魅力を伝えたい」と言う気持ちが高まり今回の紹介に至りました。

さて、前置きはここまでにして本題の紹介に入りたいと思います。

~とらドラ!とは~
原作は~と語りたい所ですが残念ながら読んでないので今回はアニメのみで語っていきます。アニメは2008秋~2009冬の2クールで放送され全25話+OVA1話の構成となっており、             制作:J.C.STAFF,監督:長井龍雪さん,シリーズ構成:岡田麿里さん,キャラクターデザイン:田中将賀さんです。この3名の方で思い浮かべることはありませんか?そうです、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」や「空の青さを知る人よ」で有名な「超平和バスターズ」の3名なんですよね。

とか知ったような口振りで偉そうに言ってますが、キャラクターデザインに関しては調べて気がつきました(笑)。とらドラを制作された時に果たして「超平和バスターズ」として活動していたかは分かりませんが、視聴後にキャラクターデザインを調べた時は驚きました…。
そしてシリーズ構成の岡田さん。私自身「物語の展開より人物の心情や演出を気にしている側の人間」と常に言っており、岡田さんが描く人物,心情は私の理想そのものなんですよね。そのものなんですが、実の話岡田さんの人物は逆にリアルすぎてこっちのメンタルが持たないって言う作品もありました…。心情を気にしてる側の人間が丁寧に描かれすぎてメンタルやられるって言う矛盾が起きるんですよ(笑)。でもそれくらい凄く丁寧に描かれていてそれがとらドラでも当たり前のように活かされています。私がとらドラの1話を視聴した時に「ここから岡田麿里の伝説が始まったんだな…」とTwitterに呟くくらいに惹き込まれて感動したんですよね。ホントに「これでもか!」って言いたくなるくらい視聴してる側を揺さぶる構成にはお手上げでした。

~本編の魅力について~
先程も書きましたが人物の心情や演出が激しくこれ以上に無いくらい揺さぶられます。「とらドラ!のジャンルはとらドラ!」と言う言葉を視聴する前から耳にしていて「どういう事なんだろう?」と首を傾げていましたが視聴して分かりました。他の恋愛作品には無い、真似出来ない事がとらドラにはあります。例えば16話


あんなにも想いをぶつけ合い、それで熱くなれる恋愛作品が他にありますか?私は出会ったことがないです。恋愛作品において想いをぶつけ合うことでその余韻として泣いてしまう…なんて事は良くありますが、熱くなるなんて事はこれから先も無いんじゃないかなって私は思ってます。そしてこの16話、サブタイトルも良いんですよね。「踏み出す1歩」と言うサブタイトルなんですがまさにシンプルイズベストで、この回そのものを表してます。たまにサブタイトルまで長い作品ってあるじゃないですか?そうじゃなくその回を綺麗に纏めてあるサブタイトルだなと私はここで気づいたんですよね。もっと早く気づけよバカって感じですが。

個人的に1クール目も凄く好感触で既に推せてたんですが、とらドラ!の快進撃は16話以降のここからでしたね。1クール目を見終わった時に滅茶苦茶褒めちぎってたんですよ。そしたらフォロワーの方から「そんなに1クール目でそんな褒めてて大丈夫ですか?2クール目死にますよ?」なんて言われて「いやいや何言ってるんですか…w」と返答してましたが無事死にました。えぇ。先程も書いたように16話以降が凄かった、この一言じゃ物足りないくらい凄かった。あまり語りすぎちゃうと未視聴の方にネタバレになっちゃうので出来る限り抑えますが怪しい空気が流れてきて「これ以上は…」って思ったら読むのやめてもらって大丈夫です(笑)
1クール目ではそこまで〝恋愛〟要素という展開よりどちらかと言えば〝友情〟要素がメインなのかなと感じました。

いきなり出会って「わー大好きです。付き合いましょう」なんて言う展開より、1話1話をゆっくりかけてまずは視聴者に登場人物がどのような性格でどのようなきっかけで気持ちの変化が現れるのかを魅せていく、私が1番理想としている形です。私の大好きな「俺ガイル」,「ホリミヤ」らと同じです。ご都合ではなくちゃんと段階を踏んでいって丁寧に心情の変化やきっかけが描かれているか否かで好感度は大きく違います。話が逸れました、戻します。
1クールかけて登場人物がどのような人物なのかを理解してもらう事で2クール目が恋愛中心になっても特に何の違和感もなく寧ろ「そうだよね、そうなるよね」と言う気持ちになる事で、より一層人物達に感情移入ができ泣けちゃうんですよね。やっぱりこれがとらドラの魅力と言うより恋愛作品においての魅力なのかなって思ってます。

あとはやっぱりOPもそうですがEDですね。特に2クール目のED「オレンジ」。この曲聴いたことある方なら分かると思いますが破壊力とんでもないですよね。イントロから既に「うわぁ…」ってなるんですがそこからの歌詞がホントに2クール目にピッタリなんです。後ほど語りますが23話のBパート終盤なんかはこれ以上に無いくらいハマりにハマってます。今でもOPとセットにして鬼リピしまくってます。



~私が1番語りたい回~
やっぱり1番語りたいのは19話24話ですかね、もはや1番って何?って感じですが同率です(笑)
19話は視聴時に「俺ガイルはとらドラの影響受けてる?」って呟くくらい凄くこの回がそっくりだったんですよね。この回は凄くメンタルにきました。なんと言うか初めて自分の素直な気持ちに気づく「大河」に凄く心を打たれましたし、「竜児」も竜児で辛く「誰も悪くない」のに胸が締め付けられるような物語になってて「これを単話でやっていいレベルじゃない」と心の底から思った回でしたね…。そしてこの回だけ特殊EDで「クリスマスちゃうわ馬鹿者」って視聴しながら思ってました。それくらい幸せとは掛け離れた回になってて辛く重かったですね。語ってたらまた視聴したくなってきちゃいました…。この1個前の18話とセットになってるのでもし未視聴で今後視聴される方は是非その目に焼き付けてください。


続いて24話ですね、この回もサブタイトルが良いんですよ、「告白」。たった2文字だけどそれが色んな〝告白〟を意味しててとても泣ける回になってます。凄いっすよ。ほんと。恋愛作品において終盤にやってくるこのサブタイトルは、大体の方がどうなるかイメージ出来ると思うんですよ。それを今から語りますね。

それでは24話について。こっちはホントの本気でやばかったです。何がやばいってアバンからCパートまで全部やばいです。先程の魅力のEDの所で触れた23話のED入る寸前からマジでやばいです。さっきからやばいしか言ってませんがホントにやばいです。私の推しである「櫛枝実乃梨」が想いを告げながら廊下を走るんですよ、


ここ半端ないっすよ、マジで。視聴したことある人なら分かると思うんですが、このシーンだけで涙出ちゃいますよね。ホントこのアバンだけでもう1話終わちゃったんじゃないか?って思えるくらい濃い数分だったんですよね。もちろん終わることなく当たり前のようにOP挟んでAパート,Bパートやるんですが、もうホントに良くって「こんな事とらドラにしか出来ないじゃん」って本気で思えた瞬間でした。あーみんと櫛枝が初めて内から気持ちを正直に出して玄関で泣くシーンなんてとんでも無かったです。


そしてここで名言が生まれるんですよね…「廊下で転ぶと鼻血が出て人生で転ぶと涙が出る」、いやいや何当たり前のこと言ってるんですか?って思うでしょ?文字だけ見たらそうなんすよ。当たり前なんすよ、でもね、マジでこの回見た後にもう一度この言葉見てください。聞いてください。滅茶苦茶泣けますよ。アバンでお腹いっぱいになってるのにまだ何かやるのかよ…ってこの回に関しては心から思いました。

当然最終話も良かったんですよ。滅茶苦茶良かった、これ以上に無いくらい綺麗に終わってて「なんで終わっちゃうんだよ…」って言う感情より「見て良かったぁ~!」と言う感情が強かったです。

中々無いんじゃないですかね?こんなにも綺麗に良かったって思える作品は。どうしてもズルズル引きずちゃって「また続きやってくれねぇかな」って思いがちですが、とらドラは「また見よう。見たい」って言う気持ちの方がありましたね。1つ前の魅力の所でも言いましたが2クール目は無事死にました。1クール目の満足感を遥かに上回る出来栄えでした。2クール構成で脚本面において超えてくる恋愛作品は無いんじゃないかな…。

~総評~
まずはここまで読んで頂きありがとうございました。もう少しだけ語るのでもし宜しければ読んで行ってください。
今回のタイトルでもある『10年後も語り継がれている作品,そしてこれからも語り継がれる作品』。10年後,20年後語り続けられる作品ってホントひと握りだと思うんですよね。個人的に好きな作品を語るのは幾らでもできるし、私自身も大好きな「俺ガイル」と「けいおん!」はこれからも語っていきたいと思っているわけで。

でも個人の話ではなく、それこそ冒頭で出したシュタゲなどは「個人」ではなく「大勢」の方がずっと語り続けてますよね。これってホントに凄い事だと思っててほんのひと握りなんだろうなって実感してます。それこそ今回出した「とらドラ!」。この恋愛作品がどんどん増え続けている中で堂々と立ち尽くしている姿,語り継がれているのはそれだけ魅力があるって言う事なんだろうなと書きながらではありますが改めて感じています。私はまだ年末の1回限りしか視聴してないしまだまだ見えてない部分,掘り下げられる部分滅茶苦茶あると思います。けど1回しか視聴してないにも関わらずここまで語れたのは繰り返しますがそれだけ魅力がある。って言うことなのかもしれません。

色々とダラダラ語りましたが結局何が言いたいかと言うと とらドラ!はいいぞ…。
最後まで読んで頂きありがとうございました🙏


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