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ペットショップ店員へ転職するときの知識

知識とは書きましたが、ここでは「仕事内容」「資格」「給料」「素質」についてまとめようと思います。

他業界からペットショップ店員に転職するときに、上記4つの知識は事前に知っておくべきです。

また、

「ペットに関する知識は必要?」
「専門学校を卒業してないといけない?」

という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

たしかに、ペットショップ店員になる方々の中には、動物に関する専門学校を卒業されている方もいます。

専門学校に通っていなかったり他業界で働いていた方で、これからペットショップ店員に転職するという方は少し不安になってしまうかもしれません。

結論から言うと、専門学校を卒業している必要はありませんし、「専門学校を出ておらず」「他業界で働いていた」という方が、専門学校を卒業されている方と同等の知識を持っている必要はありません。

仕事上で必要になる知識は、業務をこなす中で覚えていけば問題ありません。

ここでは、ペットショップ店員に転職するときに必要な知識をまとめていきたいと思います。


1、ペットショップ店員の仕事内容

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まず最初に、ペットショップ店員がどんな仕事をするのか見ていきましょう。

望まれる知識が自ずと見えてきます。

①生体管理

生体管理とは、いわゆるペットの健康状態をどうやって保つか、ということです。

ペットの食事の世話や排泄物の処理、また、温度管理などが具体的な業務です。

ペットショップ店員のお仕事といえば、たいていの場合この生体管理を想像される方が多いのではないでしょうか。

この生体管理は想像以上に大変で、
「餌の量や種類が個体ごとに違う」
「魚類爬虫類などに関しては水温の管理もシビアに行わないといけない」
「これらのことを、膨大な数の哺乳類、鳥類、魚類、爬虫類…etc に対して毎日気遣いをしてあげる」

などなどやるべきことはたくさん存在します。

ペットショップという環境は野生本来の環境と異なるので、上記の気遣いを少しでも怠るとペットたちは体調を崩してしまいます。

ペットがストレスを溜めないように、全ての個体毎に違った気遣いが必要になってきます。

②接客

ペットショップ店員は、お客様とペットを繋ぐ仕事でもあります。

また、ペットショップではペット用品も多く扱っており、それらの販売も業務です。

なのでペットショップ店員はペットと同じほどお客様とも接する機会があります。

さらに、お客様からペット・ペット用品に関する質問を受けることがしばしばあります。

質問に答えるだけでなく、アドバイスをしたり、予防接種やペット保険の案内なども行うべきです。

ペットショップ店員は、それらに対応できるよう様々な知識を持っている必要があります。

③清掃

少し生体管理とかぶる所もありますが、ペットの糞尿の処理に加えてゲージ清掃や店内清掃ももちろんペットショップ店員の業務です。

ペットショップ店員の清掃は、一般的な接客業と比較してもより大変であると思います。

清潔感がないと、お客様もペットショップ店員も快くないというのもありますが、ペットも同じく快適に過ごせません。

これはペットにストレスが溜まってしまったり、衛生的でないが故に病気になってしまいます。

なので、生体管理と同じくらい清掃も大事です。

④商品管理、店舗管理

餌やペット用品の発注、管理もペットショップ店員の業務です。

どのペット用品に需要があるのか、店舗が売り上げを出すためには何をしなければいけないのか、といったことも利益を出さなければならない以上考える必要があります。

ペットとは直接的に関係のない業務ですが、店舗が経営していくための重要な業務となります。


上記①〜④はほんの一例です。

以下のサイトでも詳しい仕事内容が載っています。


ペットショップスタッフの仕事内容

2、ペットショップ店員になるための資格

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ペットショップ店員に転職するときの不安として、資格が必要なのかという不安があります。

結論から言いますと、ペットショップ店員に資格は不要です!

ただ、
 「長年ペット業界で働いていた」
 「接客業で働いていた」
 「動物介護士などの資格を持っている」

といったことは有利に働くかもしれません。

しかし、上記はあくまでも補足的に影響するだけでそれだけで合否が決まる、というものではありません。

資格に固執するのではなく、あなたの人柄 ・性格や志望動機の方を重視して行きましょう。


ペットショップ店員へ転職する際の志望動機や面接時に注意する点は、下記の記事でまとめていますのでご覧ください。


ペットショップ店員へ転職するための志望動機

また、ペットショップ店員の転職に有利になる資格は、下記のサイトをご参考にしてください。


ペットショップ店員の資格完全ガイド
ペットショップ店員転職の資格

3、ペットショップ店員の給料

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いざ、ペットショップ店員に転職しようと思っても給料が気になる方もいらっしゃると思います。

実際に各サイトや口コミなどで調べてみると…

あまり高くはないようです。

給料はもちろん店舗によりますが、年266万〜350万ほどだそうです。

日本人の平均年収は、だいたい400万超えなのでそれと比較するとあまり高くないことがわかります。

しかし、もちろん店長などに昇格していけば給料は上がっていきます。給料以上にやりがいのある仕事なので、動物好きな方にとっては高い満足度が得られると思います。

動物が好きという方は、給料にとらわれず昇格を目標として、ペットショップ店員を目指しましょう。

簡潔な内容はペットショップ店員の給料に載っています。

給料についてのより詳しい内容は下記サイトをご参考にしてください。


ペットショップスタッフの年収

4、ペットショップ店員に必要な素質

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ペットショップ店員に必要な素質はなんでしょう。

せっかく転職するなら自らの適性を確かめておきたいですよね。

もちろん、ここで挙げる素質は一例であり絶対ではありません。
参考程度にご覧ください。

「動物が好き」というのは、かなりの方々が想像していると思われますので今回は省かせていただきます笑

以下、私が思うものを理由とともに挙げてみました。

①体力のある方

ペットショップ店員というのは、上記でも書きましたが、接客業でもあります。

基本的には、一日中歩き回って荷物を運んだり、お客様とお話ししていたりで座る機会はなかなかありません。

つまり、お客様がいないときでも商品管理やペットのお世話で動き、お客様がいるときは接客をこなすということで、ずっと立ちっぱなしであることが多いです。

もちろん最初はキツくても徐々に慣れるものなので、体力によほど自信が無い方以外は気にしなくて良いかもしれません。

②コミュニケーション能力のある方

接客業ということは、大前提としてコミュニケーション能力が求められます。

ただ話ができればいいというわけではなく、お客様から要望などを聞き出し、適切な提案やアドバイスを行う必要があります。

上記を通じてお客様と信頼関係を築いていくことが、長年愛される店舗になるためには不可欠です。

③責任感のある方

ペットショップ店員は接客業といっても、ご飯を売る飲食店や物を売る販売店とは少し違います。

「ペット」を扱う以上、お客様のこれからとともにペットの命を扱う仕事です。

極端な話、誤って飲食店でご飯を落としてダメになったり、誤って販売店で物を壊してダメになっても、そこまで問題ではありません。

しかし、ペットショップでは誤ってしまうと、最悪の場合一つの命が失われます。

上記は極論ですが、たいていの方に責任感の違いが伝わると思います。

命を扱っているということを忘れず、ペットのためにもお客様のためにも責任感を持って働くことができる方は向いています。

ペットショップ店員の素質には、簡潔な内容が載っていますので
まとめとしてご参考にしてください!


※ところでペットショップ店員のやりがいとは

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ここまでペットショップ店員に関するさまざまな知識を解説してきました。

ペットショップ店員への転職を目指している方々にとって、有用な内容が書けたと思います。

しかし、ペットショップ店員への転職を目指していても、

「本当にペットショップ店員で大丈夫かな…」
「自分はやっていけるのか…」

と不安を持つ方もいらっしゃると思います。

そんな方のために「ペットショップ店員に転職する際のやりがい」をまとめています!

記事のボリュームもそこまで多くないので、ぜひ一読してみてください。


※実際にペットショップ店員に転職したい方!

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転職しようかなと考えても、何から始めればいいか分からない…という方もいらっしゃると思います。

そういう方は、まず転職サイトで求人を見つけましょう。
この時に私なりの注意が一点だけあります。

求人を選ぶ基準は、「店舗の雰囲気」がおすすめです。

ペットショップと言えども、店舗によって雰囲気がガラリと変わります。
お近くならば実際に入店して雰囲気を確かめましょう。

ペットショップへ転職のサイトは以下をご参考に。


「ペットショップ店員の転職サイトまとめ」

応募したら、次に志望動機を考えましょう。

志望動機もかなり重要です。

以下でポイントなどをご紹介しています。


「ペットショップ店員に転職するための志望動機」


※トリマーという選択肢も!?

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ペットショップ店員として働くには、「トリマー」としての選択肢もあります。

トリマーの就職先はペットサロンに限らず、動物病院やペットホテルにまで広がっています。

その中にペットショップも含まれています。

もちろん、普通のペットショップ店員として転職するより、トリマーとしての転職の方が、スキルや経験がより必要な分、難易度は増します。

その分、やりがいがあったり、場合によっては給料も良くなります。

もし未経験からトリマーに転職したい!という方がいましたら、以下のサイトをご参考にしてみてください。


トリマーへの転職・未経験からなるには

また、以下でトリマー転職のための志望動機の書き方をまとめた記事もあります。


トリマーへ転職するときの志望動機



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