
「脳梗塞(動脈硬化)はコワクない」 進行を止める方法
私の場合は糖尿病と高脂血症からは簡単に脱出できたものの、血液ドロドロ状態が継続していたため、数年前にプチ脳梗塞(一過性脳虚血発作)を発症して1日ほど片目が見えなくなりビビリました(汗)
脳梗塞では、まれに前兆・前触れとして症状が現れることがあり、「一過性脳虚血発作」といいます。
血栓(血の塊)が脳の血管に詰まることで起こり、軽い症状が一時的に出て、長くても1日ぐらいで消えます。
放置すると、脳梗塞へ進行してしまう危険な状態です。
脳梗塞を発症してしまうと、意識生涯、片側半身マヒ、言語障害、視力異常(視野制限)などで、要介護や寝たきりに直結してしまいます。
故・西城秀樹さん(享年63)は、若いころから糖尿病で、サウナ好き(水分欠乏)やタバコ好きがたたり血液ドロドロにより動脈硬化が急進行。
そのため、40代半ばにすでに脳梗塞を発症。脳梗塞の発症による入院は8回も。
「動脈硬化」とは、動脈の壁が厚くなったり、硬くなったりして働きがわるくなることを言います。
血管内壁に脂肪が沈着して大きくなり、組織を破壊して血栓ができてしまいます。この血栓の挙動次第で、いろんな危険な病気(心筋梗塞、脳梗塞、脳出血など)を発症。
動脈硬化は、すでに赤ちゃんの時代から進行します。
西城秀樹さんのように自覚症状がなく突然発症するケースは「隠れ脳梗塞」と言われています。
糖尿病患者(Ⅱ型)の半数以上は「隠れ脳梗塞」という調査データーも。
今年の3月末に「右手がしびれる」などと体調不良を訴え、大阪市内の病院で診察を受けていたオール阪神さん(62歳)。
精密検査の結果、初期の脳梗塞で脳血栓4か所が判明し、手術ナシで、カテーテル治療を受けて11日間の入院生活から無事退院。
160センチ、85キロの超メタボ体型のオール阪神さん(62歳)の食生活は仰天もので
★ヘビースモーカー
★甘いアイスコーヒーを10杯弱/日
★夜中にアイスクリームや大福を頻繁に摂取
健康長寿ダイエットおたくのトリ仙人から見ると、全て「早く寝たきりになりたい~」という声が聞こえてきます(汗)
実は「手のしびれ」は、脳梗塞(脳卒中の一種)だけではなく、
■手根管症候群
手の親指から薬指にかけてしびれや痛みを感じる。
■糖尿病
両側の手にしびれ。足にもしびれ。
■首の病気
■脳卒中(脳梗塞、脳出血など)
体の片側にしびれ。ろれつがまわらなくなる。
などの典型的な症状といわれています。
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隠れ脳梗塞や動脈硬化の進行を止める方法は
①水分のこまめな摂取
②ダイエットでメタボ(肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧などの併合)からの脱出
③「血液サラサラ(アルカリ性体質)」への転換
④糖質制限や低炭水化物ダイエットを、3カ月以上はしない
糖質制限や低炭水化物ダイエットは、タンパク質を分解してエネルギーを作りますが、その際に体の水分が大きく減少(脱水症状)することで大幅な減量効果が得られます。
⑤過度の筋トレはしない
過度の筋トレは動脈硬化を悪化させることが立証されていて、高齢者になるとさらに悪化させるとも(汗)
⑥サウナは控え目に
⑦タバコ(喫煙)をやめる
⑧アルコールは控えめに
薬に頼らない私はこれら全てを徹底していますが、数年で血液ドロドロ体質の解消はできるはずもなく、一生かけての少しハラハラしたつきあいになりますね(汗)