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"ウナギ"に代わる「アナゴ」を養殖でブランド化

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 「アナゴもウナギ」もウナギ目に属していて、体型も特徴的な上に酷似している。

 普段、ウナギとアナゴに接していない外国では、ウナギもアナゴもごちゃごちゃ。

 淡水で捕獲されるウナギと、浅い海で捕獲されるアナゴ。

 アナゴの栄養は豊富ですが、実はウナギはさらに栄養満点。
ウナギにはビタミン類と良質な脂質(EPAとDHA)がたっぷり含まれていて健康効果も抜群。この点でアナゴは少し見劣りします。

 脂質の量の差により、ウナギはコッテリした濃厚な味ですが、アナゴはサッパリした味で低カロリー。

 しかしウナギは漁獲量が激減していて、必死の養殖も間に合わずで、チョー高額な魚種となっています。

 アナゴの漁獲量も減少してはいますが、最近は、あの「世界一のマグロ養殖」の近大(近畿大学)の協力で、アナゴ産地で有名な泉南市で養殖が軌道に乗りつつあります。

 近大は富山で、2010年からマアナゴの人工養殖施設を運営していて、泉南市の漁協メンバーが富山市に滞在して養殖技術を実習習得。
 泉南市漁協管轄の岡田浦でアナゴを養殖し、「泉南アナゴ」として付加価値を付け、地域ブランドの再興を目指しています。

 無事に育った“養殖第1期生”は、新生「泉南アナゴ」としてブランド化した。2017年2月、泉南市はふるさと納税返礼品として、養殖アナゴのタレ焼きと白焼き2種4尾を限定70セット用意。すぐに「完売」。

 「泉南アナゴ」の養殖事業も4年目。
育てる稚魚の数も増加して、これからが本番ですね。
 エサをいろいろ工夫してのコッテリしたウナギ風味のアナゴも出来るかもですね。

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