「好き」は世界を変える。いろんな意味で。
2012年以降聴いているのは、ほぼBUCK-TICK。
時々、黒色すみれ・山田晃士・ガレージシャンソンショーという
ものすごく偏った嗜好の私。
なんて癖が強い画像…。
土日以外はB-T流しっぱなしのうえ
歌詞の読み解きなどしているものだから
見聞きするあらゆるものが、バクチクにつながる。
暑くて溶けてしまいそうな、真夏の太陽。
太陽なんかいらない
~ボードレールで眠れない(詞・曲:今井寿)
太陽ニ 殺サレタ…
サヨナラヲ 言ウ前ニ…
~太陽ニ殺サレタ(詞:櫻井敦司・曲:今井寿)
キャンドルに表れた人魚姫。
泡になって消えちゃうけど
これが私のスタイルよ 私の祈りよ
~THE SEASIDE STORY(詞・櫻井敦司・曲:星野英彦)
夏の終わりに漂う、葛の花の甘い香り。
甘い香りが眠りの奥で
甘い香りが 奇蹟を起こす
~GIRL(詞・曲:今井寿)
秋の花、秋桜。
コスモスが咲き乱れる この世界の果てで
君に似てる 愛だけがそこにある
~COSMOS(詞:櫻井敦司・曲:今井寿)
子供の頃は怖くて仕方なかった彼岸花。
どうってことないさ 大丈夫きっと
~曼殊沙華(詞・櫻井敦司・曲:星野英彦)
風に揺れる大きな蜘蛛の巣。
風が吹いている 首飾りをして踊ろう
風が吹いている 歓喜の化粧で踊ろう
~Living on the Net(詞・曲:今井寿)
きりがないので、この辺で。
月を見て、櫻を見て、猫を見て、櫻井敦司を思う。
看板の「寿司」という文字に「寿と(敦)司」とにんまりする。
唐突に、コンサートでの感動を思い出して涙ぐむ。
イカれてる。
完全に、イカれてる。
何を見てもバクチクに自動変換される。
バクチク脳。
完全に病気だ。
だけど、BUCK-TICKという偏愛フィルターを通して見る世界は
それ以前に見ていた世界より、遥かに美しくて面白い。
フィルターが増えると
それまで見えていなかったモノ、
知らなかった美しさが目に留まる。
点と点が繋がって、はっとする。
世界が多重構造になる。
偏愛は世界を、自分を変える。
目に映る世界、感じ方。
自分が世界を見る「目」そのものまで。
偏愛が増えるたび、世界も自分も変わる。
これほどまでに好きなものがある。
それはたぶん、とても幸せなこと。
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