カミングアウトしない自由とする自由

※今回書いているテーマについて私個人の考えによるもので勉強不足の点も有るのは充分理解しておりますので、大目にご了承下さると助かります。

最近の風潮なのか欧米の国を真似てLGBTQのカミングアウトが日本でも増えています。
カミングアウトするのは別に良いですが、
それをしたからといって必ずしも周囲が好転するとは言いにくく、逆にカミングアウトを後悔する状況に陥る人が居るのも事実です。

LGBT告白の美人バレーボーラーが語る“カミングアウト”　「現役なら今でもしてない」

つい最近、某元女子バレーボール選手だった方が、同性愛者とカミングアウトされ話題になりましたが、
この元選手曰く、『現役選手のままだったらカミングアウトはしなかった。逆に最近のカミングアウトする風潮には懐疑的。』と、発言されていたのが印象的でした。

実は私の知人にもLGBTの人が居ますが、
本人の許可を得て書いている訳では無いので、
詳しくは書けませんが、状況的にカミングアウトを受けても私を含めすんなりしてしまう理由が有ったのも抵抗が無かったのが本当の所です。

LGBTQの方々に言える事は、人に迷惑を掛けるような行動をしてなければ堂々とすれば良いし、カミングアウトで楽になれるので有ればすれば良いとは個人的に思う次第ですが、やはりタイミングや環境も有るのが現実なのかと思ってなりません。

こういう環境や考えが広まったのも長年、LGBTQで踠いた人達の努力の結果とも言えますが、かと言って🇯🇵日本ではまだまだ抵抗が有るのも事実。
とは言え『抵抗感が有る人達への理解』も時間を掛けて理解して欲しいとも私は思うのですが。
やはり抵抗感は直ぐには残念ながら無くなりません。
これは『差別』でも何でもなく普通に有る事だと理解して頂きたいですが、
『権利』を主張する方々からすれば、これも
『差別的』な思想だと思われるのでしょうね。

最近のLGBTQへの過激な権利と共感の主張については、私個人でも懐疑的です。
権利を持ちたいのであれば、先に『理解』の方が先だし、『LGBTへの権利』ばかり主張されると『じゃあ、ノンケはどうでも良い訳❓️』と、
抵抗勢力の反感が強まる恐れも有るからです。

実際、理解と知識も無い偏見で自治体や政治家の間で問題点発言や問題が表面化して多数騒がれてます。
その辺りの問題発言は勉強不足も有りますし、
変な偏見が盛り沢山なので読むと頭が痛くもなるので、余り目にはしたくない話ですが、
これらを通らないと偏見も差別も解消されないのがもどかしいですが・・・。

カミングアウトも、その当事者が決断力してやればいい話ですが、
職場環境や生活環境の影響も有って『絶対にバレたくない』人達も大勢います。
最悪、張本人が望んでもいないのに勝手な恨みや偏見からアウティング(暴露)された事により、
職を失う、家族の縁を切られる等、様々な弊害が問題になってます。

芸能界でも個人的な恨みによっての某雑誌へ情報提供し、某俳優さんが芸能界を追われる事態となりましたが、ファンからは『やり方が卑怯だ❗️』と、引退されてしまった某俳優さんへの同情の声が上がっておりました。
後に分かった事実ですが、某俳優さんを責立てたのは1人の人間では無く複数人でやった事実だった事に余計に腹正しく、某俳優さんが気の毒に思いました。

こういう現実も有るからこそ、LGBTとして生きている事への難しさが浮き彫りになる訳ですが、
LGBTの人達も『ストレート』と言われる一般的な性趣向の人達と同じように、
偏見も無く、いちいち『LGBTです』とカミングアウトしなくても暮らせる社会にいつかはなって欲しいなぁと願うばかりです。