Excel MUP-TV
Excelの基礎知識と操作
・Excelって何のソフト?
表計算ソフト →現代版そろばん。グラフや図形も作成可能。データベース(顧客情報の管理など)
・専門用語
1.ブック →Excelのファイル。本のようなもの
2.シート →本でいうページ。下の+を押すと増えていく。
3.セル →マスのこと。本でいう段落。
・基本操作
1.Excelを開く
2.セルを選択し内容を打つ
3.保存
表計算
・四則演算
足し算、引き算、掛け算、割り算のこと
横のアルファベットが列、縦の数字が行(A列の5行など)
計算の仕方(足し算、引き算)
1.セルを選択し=を押す
2.足したいセル(A3)+or-足したいセル(B3)をクリック →=A3+B3、= A3-B3
3.クリックすると答えが出る
掛け算は*(アスタリスク)、割り算は/(スラッシュ)を使う
・絶対に知っておくべき機能
1.セル参照 →先ほどの四則演算でしたこと
2.相対参照 →上のセルと同じ計算をする時に下の□を押して下にスライド
3.絶対参照 →消費税など複数の計算式を入れたい時に使う
絶対参照→10%とセルに書き込む。四則演算に*(1+10%のセルを選択 )。10%の記号のところを$で囲む。=G4*H4*(1+$I$1) とすれば消費税が出て相対参照で対応できる
グラフと図形
・グラフの作成方法
グラフとは数量の大小関係、どのように変化したか図に表したもの
1.グラフにしたい範囲の選択
2.挿入からグラフを選択 →大小は棒グラフ、時系列は折れ線グラフ、割合を出したい時は円グラフ
・図形の作成方法
1.挿入から図形を選択
テーブル編
・セルや文字の見た目を整える
1.商品や題名の背景の色を変える
2.枠線を入れる
3.文字の色を変える →多用すると見にくくなるので注意
4.セル結合して中央ぞろえ →コピー&ペーストでしていくと早い
・テーブルの便利な機能
データの集約されている表のことをいう
1.並べ替え →テーブルを選択し並べ替えの中のフィルターを選択。矢印のボタンが出るのでそこから並べ替え可能
関数、マクロ編
・関数の基礎知識
四則演算などをもっと簡単に行ったり、四捨五入、特定のデータだけ抽出できるショートカット機能
・主要関数
1.SUM →選択したセルを一気に合算(セルを選択し挿入の関数からSUMを選択し、□をスライドする)
2.AVERAGE →選択したセルの平均値(セルを選択し挿入の関数からAVERAGEを選択し、□をスライドする)
3.COUNT →数字が入っている数を数える(セルを選択し挿入の関数からCOUNTを選択し、□をスライドする)。0を入れるとCOUNTされてしまうので注意。
4.マクロ →記録すると毎回表示を変えなくて済む
IMPORT RANGE関数
リアルタイムに内容を映し出す関数
・別スプレットシートの内容を投影する
1.新規でスプレットシートを作成 →=IMPORTRANGE(”URL”,"シート名!セル範囲”)。=IMPORTRANGE(”https://docs.google.com/spreadsheets/d/1WNLyxm9sGtAGkUbANf3tV0XGzyykbKAiQrMcQsqdxqU/edit#gid=0”,”クライアントデータベース!A1:Z100”)
ARRAYFORMULA関数、VLOOKUP関数
・ARRAYFORMULA関数
別シートの内容を投影できる →=ARRAYFORMULA(範囲)で可能。=ARRAYFORMULA('クライアントデータベース'!B2:B83)
・VLOOKUP関数
指定の列と同じ行にある値を返す。 →=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索の型)=VLOOKUP(A2,'クライアントデータベース'!B:D,3,FALSE)
FALSE →検索の型の完全一致。基本はこっちしか使わない。
TRUE →検索の型のあいまい一致
INDEX関数、MATCH関数
・INDEX関数
指定した範囲内の行番号と列番号にあたるデータを抽出できる。
→=INDEX(範囲,行番号,列番号)。=INDEX(A:A,5,5:5,1)
・MATCH関数
指定した範囲内で探したい数値や文字列がどの位置にあるかを列・行番号で返す。
→=MATCH(検索値,検索するセル範囲,照合の種類)。=MATCH(A2,'クライアントデータベース'!A:A,0)
・応用編
INDEX関数とMATCH関数はセットで使われることが多い
VLOOKUP関数は指定した検索値と範囲を定めた左側は計算できない →INDEX関数とMATCH関数で補う
=INDEX('クライアントデータベース'!C:C,MATCH(A2,'クライアントデータベース'!B:B,0))
IF関数、フィルター機能の使い方
・IF関数
論理式に当てはまる場合は真のデータ、当てはまらない場合は偽のデータを返す
=IF(論理式,"真の場合","偽の場合") →使用頻度が高い
=IF(E2>10000,"〇","×")
・フィルター機能
〇を残したい場合
1.列を選択しフィルターを押す
2.全選択し値のみ貼り付けを押す
3.フィルターの×をあえて選択
4.全選択し行を削除すると〇だけ残る
UNIQUE関数、COUNTIF関数
・UNIQUE関数
選択した範囲内の重複データをカットしたデータが抽出できる。
=UNIQUE(”範囲”)
・COUNTIF関数
指定した条件に合うデータを検索し、検査k巣したデータに一致するセルの個数を求めることができる
=COUNTIF(”範囲”,”検索値”)
UNIQUE関数で重複をカットしたエリアを抜き出す →=UNIQUE(B2:B39)
COUNTIF関数で各エリア毎のクライアントの数を算出してみよう →=COUNTIF(B2:B39,H2)
グラフの挿入
データを視覚的にわかりやすくなる
・種類
1.円グラフ →割合
2.縦棒グラフ →量の大小を比較
3.折れ線グラフ →量の大小の変化
4.積み上げ棒グラフ →推移の要因を知る
5.レーダーチャート →複数の項目の大きさを一目で比較
・挿入の仕方
1.範囲を選択し、挿入からグラフを押す
2.種類を選ぶ
RANK関数、MAXFS関数/MINIFS関数
・RANK関数
検索値となるデータが、指定した範囲の中で何番目に大きいのか、もしくは小さいのかがわかる
=RANK(検索値,範囲,順序) →順序は大きい方から数えたい時は0、小さい方から数えたい時は1
クライアント支払額をランキング化
=RANK(E2,E:E,0)
・MAXFS関数
複数の条件を指定して最大値を求める
=MAXFS(最大値を求める範囲,検索対象セル範囲,検索値)
・MINIFS関数
複数の条件を指定して最小値を求める
=MINIFS(最小値を求める範囲,検索対象セル範囲,検索値)
MAXFS関数/MINIFS関数で各エリアの最大・最小支払額を算出する
=MAXIFS(E:E,B:B,I2) =MINIFS(E:E,B:B,I2)
ショートカットキー
効率的に作業ができる →これがないと時間がかかりすぎる
ctrl+A →全選択 ctrl+X →切り取り ctrl+V →貼り付け
ctrl+C →コピー ctrl+D →下までコピー ctrl+R →右までコピー
ctrl+F →検索 ctrl+H →検索と置換 ctrl+Z →元に戻す
ctrl+↑or↓ →ジャンプ Alt+↑or↓ →シート移動
ctrl+K →リンク化 ctrl+@ →関数を表示
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?