【英語】ユニバーサルデザインを「デザイン」する授業②【STEAM教育】
こんにちは、渡部です。
記事に興味をもっていただき、ありがとうございます。
前回のおさらい
前回は、ユニバーサルデザインを「デザイン」する授業について記事を書きました。
また、ユニバーサルデザインの概要を紹介する内容を1時間目で行うことをお伝えしました。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
今回のテーマ
今回は2時間目の授業内容を紹介します。
「疑問詞+to do」が重要文法で、その文法を使った言語活動を実施した授業です。
2時間目
「ユニバーサルデザインの商品の使い方を英語で説明することができる。」
1時間目はユニバーサルデザインの商品を紹介する対話活動を行いました。
最初の問いはこちら↓
この単元の重要文法である疑問詞+to doを使ったスモールトークからスタート。
ユニバーサルデザインの商品をいくつか紹介しながら対話活動をしていきます。
まず生徒に見せたのは、簡単に抜くことができるコンセント
次に小さな力で切ることができるハサミ
これらの使い方を生徒にたずね、ペアで相談させます。
その後、ユニバーサルデザインの商品を生徒が考えます。
ロイロノートのシンキングツール【クラゲチャート】を活用しました。
クラゲチャートで既存のユニバーサルデザインを参考にしながら、オリジナルのデザインを生徒が考えます。
生徒の作品はこちら↓
ここが最初のステップです。
生徒の創造力を活かした作品を自分自身で紹介することを大切にしました。
既存の商品を紹介するのはワクワクしないですもんね。
生徒は自分で考えたデザインだからこそ、「この商品、どうやって使うか分かる?」って聞きたくなります。
生徒は下のような表現で商品紹介を始めます。
話す活動の必然性
目的場面状況を大切にすることが昨今重視されています。
必然性(目的場面状況)によって、言語活動をより良いものにするのではないでしょうか。
創造的に作成したものについては英語で話したいと思うに違いありません。
ユニバーサルデザインを考えることで創造性を高めることと、言語活動の必然性を生むことの両方につながります。
2時間目の授業の実際はこんな感じでした!
次回予告
次回はユニバーサルデザインに関する動画作成の授業を紹介します。
創造性を最大限発揮した最後の活動をお伝えできると思います。
また読んでいただければ幸いです。