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絵本を読むことで手助けになるのなら(いもうと)

調べました。キラメイジャー。そしてキラメイシルバー。

お宝一筋!時代錯誤な“昭和“な快男児。
クリスタリアからやってきたマブシーナの兄。
地球で、あるお宝を探している。
いつだって全力のワンダーな性格で、
ワンダーきわまりない力と技を見せる。
実は、この怪力には秘密が!?(公式ホームページから引用しました)

なんぞ!?設定が盛り盛りで俄然気になってきた。どんな秘密が!?

三男との病院暮らし、おつかれさまでした。
私は生まれてこの方、大きな病気をしたこともなければ、入院すらしたことがない。だから幼い頃から何かと我慢をし、痛い思いや苦しい思いをすることのしんどさ、そしてそれを見守る親やきょうだいの気持ち、想像することしかできません。想像しても想像しても、たいへん、なのだろうな、としか言いようがない。
三男もあねも、お父さんもきょうだいたちも、頑張っているのだね。
キラメイジャーが大好きな彼も、彼のお母さんも。


手術の直後の体を振り絞って泣き叫ぶ彼と、疲れているお母さんと、「助けに行くよ」とぎゅうぎゅう抱きしめるあねの腕と、三男の小さな掌を思い浮かべると、ほろほろ。
愛情を確かめたくなる彼の気持ち、健気で愛しいけれど、その気持ちに振り回されると疲れてしまうよね…。お母さんは僕のことを好きだと信じる気持ち、それを持ち続ける気持ちの強さが欲しいけど、そんなのね、いい年齢の大人だって揺らいでしまうことはある。でも大丈夫だから、何度も失敗しながら強くなろうよね。全力ワンダーでいこうね。


世の中のお母さんとお父さんてめっちゃすごい、としみじみ思う。甥たちや友達の子どもと遊ぶと、果てしない体力と溢れる好奇心と、ねえこれ見て、これ聞いて、抱っこして、よそ見しないで……数時間で燃え尽きる。食べさせて着せてお風呂に入れて歯を磨いて寝かせて、体の変化に気を配って。それだけで、ものすごい愛だわ。
自分が忙しかったり疲れていたり、優しさが品切れの日だってあるだろうに。全然言うこと聞かなくて憎たらしく思える日だってあるだろうに。
猫はさ…はい無理うるさい、って思ったら別の部屋へ行けばそのうち諦めて寝るからね…たまに置き去りにされたって怒って服だの本だのビリビリにするけどね…全然諦めなくてドア開けて追いかけてきたりもするけどね…


さてその猫に邪魔されまくりの、朗読テープ、曰く「みみきかせ」作り。
(腹から出す大きな声が嫌だし、自分じゃないものを見ているのが嫌だし、やめて、ってさんざん言っているのにやめないことも、猫にはご不満のようです)
著作権の問題は避けては通れないので、私の朗読音源は甥たちのためのものです。あくまで個人利用。不特定多数の誰かに聞いてもらうにはまず著作権者の許諾がいる。でも作るよ。なんぼでも。甥たちの興味が向かないかもしれない分野でも。いつどこで目覚めるかもしれないし。
でも疲れてるお母さんとお父さんを手助けしたい人は世の中にたくさんいると思う。オンラインで、ビデオ通話で繋がって、無償で絵本を読む人と、読んでもらいたい人をつなぐ仕組み(この場合は、入場料無料、朗読する人に謝礼の発生しないお話会の一種として著作権の許諾は得なくとも良いということでいいんだろうか?)があるといいのにね。あるのかな。作ればいいのかしら。むむ、どうやって?


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