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【習慣化】久々のサウナで感じたベイビーステップの大切さ

めっちゃ気持ち良かった昨日のサウナ。
2セット行う中で、時間の流れの感覚が大幅に違うことを実感しました。
そして、新たな習慣を取り入れる際には、この感覚の違いがあることを知っておかねばいかんな、と思いました。

この記事では、
好奇心旺盛で、新しいことに挑戦しまくり、挫折をしまくってきた私が、手に入れた継続のノウハウ、ベイビーステップについてシェアします。

「頭ではやればいいのはわかっているけど一歩踏み出せない…」
そんな方へ。
一歩踏み出す勇気が湧いてくれば幸いです!


久々のサウナ体験記

私、1年ほど前から通い出した、まだサ活(サウナ活動)初心者ですが、サウナの魅力にどっぷりはまっております。
コロナの影響でしばらくサウナ通いをストップしていましたが、久々に近所にてサ活をしてきました。

〜以下、体験記〜

身体をしっかり洗って、水分を拭き取り、むわっとした温室に足を踏み入れる。
嬉しいことに先客はいないので、上の段(ひな壇のように何段かに分かれているところが多い。上であるほどアツい)にどっかり腰を落とし、久々のサウナをスタート。

座って間も無く、汗がだらだらと流れてくる。
気持ち的にもきついなぁ、と感じてくる。
12分入ろうといき込んでいたものの、時計を見てみると、まだ5分くらいしか経過していない…

8分が過ぎた。
とにかくきつい。
うん、12分は諦めよう。あとちょっとだけ…

時計が9分を回った時に、我慢できずに温室を飛び出し、水風呂の水を全身にかけて、汗を一通り流す。
そのまま水風呂に浸かる。
ひやっとするのは始めの数秒。
次第に体の周りにはうすーい空気の膜が張ったかのように、水の冷たさを感じなくさせる。

懐かしい感覚に、サウナにきた喜びを噛みしめる。

3分ほどの水風呂体験の後、浴室内のベンチに座って、心を落ち着かせる。
しばらくして気持ちが落ち着いたら、2セット目に突入。

またも、上段にどっかり腰を落ち着かせ、目をつぶる。
2回目は1回目ほどきつくない。
汗が全身から流れ出るが、気持ちは落ち着いている。

そして、ふと何気なく、目を開ける。
そして、時計を見上げた時、私は気づいた。

「6分も経ってる!!!」

3分程度だと思っていた。
でも時間はその2倍経過していたのです。
この時間の感覚には驚きの一言。

2回目はあっという間に12分経ち、水風呂の後のベンチで気持ちを落ち着かせながら、時間について思いを巡らせてみる。

なんで、時間の感覚がこんなにも変わったのだろう?

〜以上、体験記〜

そのままでいようとする心の働き

1回目と2回目の時間の感覚の違い。
これは、ホメオスタシスが働いたのではないかと推察します。

恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(希: ὅμοιοστάσις、英: homeostasis)とは、生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。

生物には現状を維持しようとさせる働きが備わっています。

生命を維持するためには、生命が維持されている今の状態を保とうとする。
つまり、変化が起こったら、もとに戻そうという働きが起こるということです。

今回のサウナのケースでいえば、ホメオシスタス君がこんなことを言っていたのではないかと想像します。

1回目
「身体があつい!何かがおかしい。この場所からでなければ!おい、お前、これは苦しいんだぞ!はやく外に出ろー!!」

2回目
「また身体があついぞ!さっきと同じ感じだな。さっきは大変だったけど、どうやら大丈夫みたいだ。もうしばらく様子をみてみよう」

という感じで、1回目は今までとの環境の変化にホメオシスタス君が対応。
心に対して、「きつい」というやめたくなるようなシグナルを発していたのではないか?

しかし、2回目には、1回目で安全であることがわかっていた。
ホメオシスタス君は安心してシグナルを送らなかった=1回目のようにつらいと感じなかったのではないか?

継続できないのは、無理をしすぎるから

こういったホメオシスタス君の働きをまとめてみると。

新しいこと=変化である
頭では変化をすることがいいと分かっていても、心と身体は変化しないように、働きかける=やめさせようとする

つまり、何事も新しいことを始めて継続させようと思った時は、その逆の力がはたらくことを理解しておく必要があるということ。

別の例で考えてみましょう。
ジムに通って、3ヶ月で10キロ痩せよう!と目標を立てたとします。
継続できない人の典型的パターンはこんな感じ。

初日からフルスロットル。
1時間バイク、30分ランニング、筋トレして、プロテイン飲んで。
帰りはクッタクタ。翌日はバキバキの筋肉痛。
2日ほどして筋肉痛も回復。
そろそろ通わなきゃ、と思っても、何か気持ちが前向きにならない…

3日坊主どころか、1日坊主でしたね。
やっぱり、新しくスタートさせる時って、やる気に満ち満ちているから、自分を過大評価してしまいがち。
無理をして、エネルギーを使い果たし、そのイメージが染み付いて、次の一歩がでないんです。
実際、私はそんなことを何度も何度も繰り返してきました。


無理をせず、ベイビーステップ!

10キロ痩せるには、根本的に運動の習慣化が必要です。
習慣化のために大事なことは、

無理をせず、ベイビーステップを意識する

ことが大事です。
ベイビーステップとは赤ちゃんの歩みのように、どんなに小さくてもいいので、夢や目標に近づく、ちっちゃなちっちゃな行動のことです。

ベイビーステップでちょっとずつステップアップしていき、ジムに通う=運動を習慣化させること。

初めは、道具を準備するだけ。
翌日は、通うジムを調べるだけ。
次は、ジムに通う週間プランを立てるだけ。
次は、入会申し込みをするだけ。
次は、ジムに行って、一通り機械に触ってみるだけ。

みたいに、ちょっとずつちょっとずつ前進するイメージ。

その時のポイントは、無理をせずに、もう少しやりたいくらいの余力を残すことです。

自己信用残高を積み立てる

無理をせずに、もう少しやりたいくらいの余力を残すというのは、心にとっても身体にとっても必要なことだと思います。

筋肉痛がひどい、というつらいイメージがついてしまうと、ホメオシスタス君が生命を維持しようと、「これはやめたほうがいい!」というシグナルを送ってきます。
頭ではジムに行ったほうがいいことが分かっているのに、心と身体は拒否をするのです。

だから、ちょっと背伸びするくらいでできることをちょっとづつ積み重ねていく。
ホメオシスタス君をだますくらいの背伸びです。

そして、積み重ねたら、その日自分がやったことを徹底的に褒めてあげます
イメージとしては、自分銀行の信用残高に定期貯金するような感じ。
毎日ちょっとずつ残高が貯まっていくと、気づいたら大金になっている=10キロ痩せているというのが理想だと思います。


「継続ができないよー」
なんてお悩みの方がいたら、その一歩が大股になっていないか?
振り返ってみるといいかも。
赤ちゃんのような小さな歩みで、小銭を貯めていく感覚で、自分を褒める回数を増やしていくと、気づいたら大きな成果が実っているかもしれません。


▼継続・習慣化に関する記事はこちら▼



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