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日常の再生

いい時間を過ごして一日が終わる。よい。全てはこれでよい。県外の被写体さんを撮れる日が来た時、溜まったエネルギーはどう放出されるのか。今から興味深いのである。そんな日が本当に来るのか、未だ信じられないでいる。

仕事の日は一人夢を見る。目は覚めていて体は起きている。現実に居るまま見る夢。夢は地平の果てまで続く。辺境に一人、カメラを抱えて生きている。家の中でも外へ出ても孤独だ。人の沢山集まる街へ行こう。

遠くから波の音が聞こえる。風に海の匂いが含まれている。ほんの少し懐かしい気持ちになる。夏の気配がする。車で遠出をしたくなる。どこまでも行きたくなる。君をのせて旅をしよう。たった一日あればいい。

写真に残した思い出を忘れずに覚えている。あの日見た景色。森の緑、川の青さ、雨の水滴。光の柔らかさ。何を考えて、何を感じ取っていたのか。全て幻かもしれない。嘘かもしれない。それでもいい。

僕たちは皆、さよならをするまでここにいる。またすぐに会えるだろうか。10年、20年先になるだろうか。もう会えないのだろうか。全ての瞬間は二度と戻らない時の連なり。初めまして。こんにちは。ありがとう。さよなら。またいつか。

いつもは人の少ない場所に、今は人が沢山いる。自由に外へ出られなかった人達は、自由になった後どこへ向かうのだろう。今年の初めまであった従来の楽しみは、この先では本当に必要なのか。もういらないのではないか。新しい楽しみ方があるのではないか。

意識は大きくジャンプする。予想もしない旅へ出よう。行ったことのない場所へ行こう。初めての街を歩こう。誰とも話さないかもしれないし、新しい出会いがあるかもしれない。物語は続く。日常は生まれ変わる。

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