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【サステナブルな働き方#05】 社内コンテストを開催。休校中の子どもたちにクリエイティブな機会を

こんにちは。
&donutsプロジェクトの広報担当、柳尾です。

当プロジェクトは、郊外の生活圏での職住近接を実践しています。本社や拠点間のコミュニケーションにはSlackやZoom等のITツールを活用しており、いち早く在宅勤務に切り替えることができました。

では、世界に大きなインパクトを与えた新型コロナの影響を受けずにいられたのか、というとそうではありません。未就学児の登園自粛や公立小中学高校の臨時休校は、特に大きなインパクトがありました。育児中のメンバーが多く在籍しており、共働き家庭にとって仕事と家庭の両立に苦労があるからです。

フレキシブルに働けるように休憩時間の分割取得や中抜けがOKであることを再度周知するとともに、22〜5時以外の時間帯であればいつでも勤務可能としました。それぞれが働く時間帯を調整し、業務効率を下げずに子どもへの対応もできるように工夫して耐えています。

状況が長引くにつれて、仕事も家族も大切にしたいメンバーだからこその悩みが聞こえてきました。「子どもが話しかけてきても、仕事中は聞き流してしまう」「怒りっぽくなってしまった」「子どもが遊びに集中してくれないと仕事に影響する」。

zoomでの朝礼中に背景に映り込む子どもたちを微笑ましく思いながらも、何か策が必要な状況だと感じていました。そんな中、&donuts統括責任者の飯田が立ち上がりました。

未就学児・小学生を対象とした社内コンテストを企画

4月中旬
飯田から発表された、社内キッズコンテスト「InnoCRA CUP 2020」。スウェーデンのMojang AB社が開発した「Minecraft」は、ブロックでできた世界を探索したり、ものづくりができるゲームです。このゲームを利用して遠くで暮らすお友達とオンラインで一緒に遊べる場「イノクラの森」を用意してくれました。

コンテストのテーマは「たてもの」。未就学児と小学生を対象に参加者を募ったところ、年中〜小学6年生の16名が参加を表明してくれました。

4月17日
待ちにまったキックオフ。zoomでの開催でしたが、普段から朝礼等で母親が使用しているのを見ている子どもたちはマイクのON/OFFやジェスチャーもバッチリ。上手にコミュニケーションしていました。

「長いレールを作ってみたい」とワクワクした様子で意気込みを見せてくれた男の子もいました。何ができるか楽しみ!

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4月24日・5月1日

金曜の夕方は、「イノクラの森」に集合!任意参加でzoomで繋がり、おしゃべりをしながら作業をしたり、作品を見せあったり、操作方法を教えあう時間となっていました。主催者の飯田と子どもたちが、楽しそうに会話しながら1時間ほど遊んでいました。

すでに、イノクラの森にはたくさんの建築物が建っていました。次の作品を予定している子は敷地に囲いをつけて看板に名前を掲げて土地を確保するなど、工夫をしていました。とはいえ、土地は有限。空中や地下、水中も活用してものづくりに励んでいました。森林を開拓して「土地を作ったから使っていいよ」という高学年のお姉さんたちからのプレゼントもありました。

5月6日
作品応募〆切日。子どもたちが自ら見て欲しいポイントをスクリーンショットで撮影してエントリーしました。予想以上の、61点の作品が集まりました。

5月22日
いよいよ、結果発表。表彰式もzoomで行いました。


豊かな想像力から生まれた建造物が並ぶ森が完成

授賞式では、「大賞」「社長賞」「CTO賞」「Penta賞」「ベストチャレンジ賞」の5つの受賞作品が発表され、審査員自らが選んだポイントを伝えていきました。余談ですが、Pentaは統括責任者の愛称です(笑)。

開始前は「●●の作品が選ばれそう」などザワザワした感じの子どもたちも、審査員の言葉に静かに耳を傾け、お友達に拍手を送っていました。キックオフで「長いレールを作ってみたい」と宣言した男の子は「CTO賞」に輝きました。受賞理由は、「コロナで外出できない今、どこまでも続くレールは外出したくしたくなるような心踊るものであった」から。

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「大賞」は、&donutsの運営元であるイノベーター・ジャパンの社員投票で決めました。大賞に輝いた小学5年生の男の子は表彰式に出席できなかったのですが、結果を聞いて大喜びだったとの報告をもらいました。せっかくなので、インタビューさせてもらいました。

── はじめてのマイクラをやってみて、どうでしたか?
たくさんの部品の中からお気に入りの素材を使って、自分の好きな家を作れるところが楽しかったです。

── 作品でこだわったポイントは?
ミニオンが好きなので、ミニオンを作りました。夜も建物が光って綺麗に見えるように、ランプを使いました。

── 作品づくりで大変だったことを教えてください。
ボートが通る穴を掘って水をひくのが、大変でした。

── イノクラの森は、どんなところが楽しかったですか?
お友達と看板でお喋りをしたり、お友達の作品が出来上がっていく過程を見るのが、楽しかったです。

── 次にマイクラで作ってみたいものは?
村を作りたいです。

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子どもに教室ではできないことをする機会を

今回のコンテストを通し、参加した子どもたちはお友達の作品を見てひらめきを得たり、創作意欲が刺激されたようです。また、看板で自己紹介をして一緒に遊んだり、作業を手伝ってお礼を言ってもらえた、など交流も生まれました。

学校でも教師以外から教わる機会を取り入れてくれていますが、教師や家族以外の大人と話をする機会はありがたいものです。今回の企画は、そういった面でも貴重な機会となったと感じています。

平常から子どもをオフィスに連れて行ってますが、このような素敵な企画ができたのは臨時休校があったからこそ。次の長期休暇時の企画が待ち遠しいです。


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