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転勤妻の7年 〜諦めや焦燥感だけではない、私がたどり着いたキャリアプラン〜

こんにちは。
今年5月、イノベーター・ジャパンが取り組んでいる&donutsプロジェクトの柏の葉オフィスに入社いたしました、Hillaryです。読んでくださる多くの方とは「初めまして」状態になりますね。どうぞよろしくお願いします。

生活圏を拠点とした職住近接の働き方を実践する&donutsプロジェクトについては、こちらをご覧いただけますと幸いです。現在、私はこの&donutsプロジェクトに仲間入りし、Webオペレーターとして大手出版社の媒体運用を短時間勤務で担っています。

広報担当者から「&donutsプロジェクトに加わり、キャリアや育児、仕事の進め方など、今までと違って見えるようになったこと。楽しさや成長を感じられることを伝えてほしい」という依頼を受けました。そこで、今回は「Self-Transformation」をテーマに、私の半生をちょっぴり紹介した後、妻として母として、そして&donutsメンバーとして生きる私なりの学びを、お伝えしたいと思います。

仕事を優先したライフスタイルに起きた変化

タイトルの通り、私は「転勤妻」をしています。が、最初から転勤妻をしていたわけではなく、遠距離生活をしていた時期もあります。なんと、それは新婚早々の時期に。新婚早々、即、遠距離生活。世代によっては理解できない境遇でしょうが(笑)、そこには「仕事をやめたくないない」という私の事情がありました。

今から10数年前、なんとか希望のメディア業界に就職できた私は、東京勤務となりました。チームで良い商品を作り上げた時に感じたのは、何よりの達成感。「一生ここで働いていくんだろうな~」と漠然と考えていましたので、入社3年目で結婚した夫(転勤が多い他業種)とは、最初から「東京―広島間の”遠距離生活”」でした。

仕事を辞めるなんて考えられない。
夫が関東勤務になったら、その時から一緒に暮らせばいいや。

そんな私の考えに夫も理解を示してくれていましたが、遠距離生活を続けて1年が経った頃、大きな災害が起こりました。東日本大震災。これを機に、私や夫の持つ家族観が大きく変わりました。

一緒にいられる時間って、もしかしたら当たり前じゃないのかもしれない。
家族なんだから、家族として過ごせる時間も大切にしないといけない。

こんな風に考えた私は、仕事がひと段落するタイミングで退職。広島で暮らす夫の元へ引越し、専業主婦として見知らぬ地で暮らしていくことになりました。

幸いすぐに子宝にも恵まれ、専業主婦生活も(かなり)楽しかったですが、夫が出張のために不在がちな中、実家からも遠い土地でワンオペ育児をしていくには、相当の覚悟が必要でした。

自然が美しい広島で子育てができたことは、確かに大きな財産になりました。でも、せっかくできたママ友も、1年足らずでお別れして、また転勤。転勤の回数は、7年の間になんと6度にも及びました。

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広島での生活は、美しい自然を満喫しました



「来年はこんなところに参加してみよう」と前向きな未来を描いてみても、それが実現されることはなく、新しい土地で、全てが振り出しに戻る日々。

上の子が、幼稚園に入ったら。
下の子が、もう少し大きくなったら。

その時には、私もこんなことやってみたい!─── 転勤妻生活が4年を過ぎたころには、そんな希望よりも、「どうせ振り出しに戻るんだし」という”諦め癖”が先行するようになっていました。

ふと周りを見渡せば、係長に昇進したなんていう大学時代の同期がチラホラ。皆、責任ある仕事を任され始め、海外赴任する話も多く聞かれました。
自分は、”諦め癖”がついていた時期。友人たちが仕事面で大きく飛躍する話を聞くたび、胸中に募っていくのが、なんともいえない焦燥感。

家族と過ごせて幸せなはずなのに、どうして焦燥感ばっかり募っていくんだろう?

そんなモヤモヤが何年も消えなかった私でしたが、今年の春、ついに流れが転じました。

夫の転勤により、悲願の関東への引っ越し!さらに、夫が今回着任した部署では、3年は動きはない見込み。下の子も、無事にこども園への入園が決まりました。

今度こそ、諦めたくない。
私は妻で、母親だけど、私にだって私の人生がある。

そんなメラメラとした決意を持ちつつ、前職でのキャリアが活かせて、なるべく家から近い勤務先を探す私。そんな時、ネットで&donutsを見つけました。

仕事内容に前職との繋がりがあったことも魅力でしたが、「全員がリーダーという意識を持って、仕事をしている」という組織のあり方に最も共感を持ちました。誰かのサポートだけに徹するのではなく、チームで作り上げていく楽しさがもう一度味わえるのではないかと、期待しました。

6年分の悔しさがあるから、1分だって手を抜きたくない。
時短だけど、私にできることは全力でやる。
そして数年後にはフルタイム復帰を目指す!

こうした想いを胸に秘めながら、今できることに真剣に向き合う毎日です。

今の私を支える、回り道をしたからこそ得られた宝物

子どもが小さい分、制約もあります。園の行事も、学校行事もあります。そのたびに中抜けさせてもらったり、休みをいただいたりしていますが、&donutsは家族や自分のことを大事にするメンバーばかり。有り難いことに「お互いさま」の気持ちで働くことができています。

他のメンバーが休んだ時には全力で穴埋めする。その代わり、自分が休ませてもらった時は、徹底的に家族と向き合える。

なかなか理想通りにはいかないこともありますが(笑)、それでも全員が同じ方向を目指している一体感には心地よさと面白さがあります。私はここにたどり着くまで、6年かかりました。

自分の意志だけではどうにもならない悔しさを、ずっと持ち続けてきました。その間に勉強した分野も、取得した資格も、いくつもあります。

でも、本当に悔しさだけだったのでしょうか?

「回り道も悪くなかった」と、今は思います。回り道をした分、ポケットには宝物がたくさん詰まっていました。

●見知らぬ土地での子育てを通して、人の助けを素直に受け入れられるようになったこと。
●過去の自分と同じように困っている人に、躊躇なく手を差し伸べられるようになったこと。


家族とのかけがえのない時間も得られましたし、この2つはとても大きな財産になった気がします。チームで動く&donutsですから、きっとこの学びが仕事の中でも役に立つはずだと信じています。

最後に、このブログを読んでくださる未来の&donutsメンバーに、一つお伝えします。

どこかで読んだ話ですが、「子育てなどで制約がたくさんあるということは、それだけ貴方にとって大事なものがたくさんあるということ」なのだそうです。

悔しくて、諦める気持ちでいっぱいになったとしても、どこでどんな出会いがあるか分かりません。今、悩んでいる貴方にとっても、いつか必ず新しい道に出会えるタイミングがやってきます。だからその時まで、今の気持ちを大事に温めていてほしいなと思います。

私の転勤妻生活は7年目を迎え、上の子の小学校入学のタイミングで、「転勤妻」は一応の終了となりました。この先転勤があったとしても、夫には単身赴任をしていただくことになりますが(笑)、遠隔から夫を支え、”諦めない気持ち”を大事にしながら、家族皆で笑って過ごしていくのが、今の私の目標です。


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転勤の先々で触れた、それぞれの土地や住まう人々の魅力も宝物に…。
こちらの写真は広島の美しい海です!


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「人がいるところに仕事を移動する」ことで、働き方に制限はあるけれど高いポテンシャルを持つ人材が安心して活躍できる場を創出しています。さまざまな働き方のプラットフォームのみならず、コミュニティ形成や教育などの付加サービスを提供し「ワーク・ライフ・インテグレーション」を目指します。
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