シチリアの郷土料理

2019年8月23日 01:04

「最近何でもかんでも高級食材ばかり、料理屋じゃなく、食材屋が増えてきた」といったのは誰だったかな。

どの国にもその地域にしかない料理ってありますよね。

この前、新政の祐輔さんに秋田の酒の肴って何があります？って聞いたら、

はたはたずし、ふきのとう味噌、ばっけ味噌、比内地鶏の燻製

と返答がありました。

ばっけ味噌？？面白いのが色々あるんだなぁと思いました。

でも品質はピンキリだそうです。

話をテーマに戻すと、今回はイタリアンでも、シチリアに特化したお店の話。

白山　シチリア屋

シチリアの名産って調べると、オレンジ、ピスタチオ、サボテンの実、干しブドウ、松の実、アーモンド、

また最も多い漁獲量を誇るシチリアは、マグロ、カジキマグロ、イワシ、ウニなどをつかった料理も名物、、、らしい。

内陸部では、羊やヤギ、ウサギもよく食べられ、ナスやトマトはかかせない、、

めちゃくちゃ食材あるよね〜

シチリア屋の大下シェフは現地で食べ歩いた記憶をもとに作るレシピもあれば、本質を考えて再構築した料理もあるそう。

これとか鰯の中に松の実入ってるし、組み合わせが不思議というか面白い

今回その中でも感動したのは

そう、お分りの通り、

蛸のパスタ

これはお店のFacebookから引用

「シチリアでタコのパスタを作っていた時には、マダコでもミズダコでもない、小振りのタコを使っていた。

茹でても硬くならず、味が濃いのが特徴。
タコのシンプルな旨味を活かす為、ワインも香味野菜も使わない。

使うのは、少量のトマトとオリーブオイル。そして、イタリアンパセリ。
シチリアのタコとはキャラクターが随分違うのだが、北海道の鹿部で捕れるミズダコは、茹でるだけで強いタコの旨味を凝縮してくれる。

後は柔らかく茹で、シチリアと同じ仕立て。経験したシチリア料理を再現しようとする時は、前面に素材を出す事をいつも考える。」

蛸の旨味とシェフの想いがギュッとつまった素晴らしいパスタでした。

（超大盛で食べたかった）

PS　いつもページの写真のクオリティ凄いですね、と話したらプロに月一回撮ってもらっているそうだ。

道理であれだけ綺麗なわけだ。
私もカメラ始めるかな…

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