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M&Aの決断

2024年12月1日


先日の11月26日に、
私は代表取締役社長から、取締役副社長となりました。

私のことを「社長」と呼んでいた人もいますが、
今後は名前の方で呼んでもらえると紛らわしくなくて良いですね。

TGK創業から14年、社長をやってきましたが、
副社長となっても引き続き会社のために仕事をしていくつもりですので、
皆さん引き続きよろしくお願いします!

とはいえ、、
突然のことで驚いた人も多いと思います。

私にとっても、人生におけるかなり大きな決断でした。
起業した時と同じくらいでしょうか。

※今回の件は、一般的にM&Aと呼ばれる取引で、
私個人が持っていたTGKの株式を、「M&A BASEサーチファンド」というファンドに譲渡しました。
※ファンドというのは、企業や投資家からお金を集めて運用する組織です。
https://mabase.co.jp/searchfund/

ここからは、
「なぜこの決断に至ったのか?」
について書いてみようと思います。

私は大学を卒業して、カラオケパセラの会社に就職、そこで3年ほど働いた後、
「世の中に、気軽に入れるオムライスの専門店がほとんど無さそうだ」
という発見をしたので、
起業という選択をしました。

その発見が無かったら、今も労働者として働いていたかもしれません。

そこから、自分でビジネスをやる面白さにハマり、
従業員が少しずつ増えてきて、
「神田たまごけん」という店舗も増えていきました。

従業員の待遇や成長を今より高めるには、
業績を上げて会社を大きくしなければなりません。
「事業を起こす」=「終わりなき成長戦略を描く」
必要があるという事に気付きました。

そして私はビジョンを描き、
会社の成長戦略を考えて従業員に共有し、
それを実行してきました。

店舗を増やして新しい挑戦をする事で、
お客様に喜んでもらえたり、従業員に影響を与えたりできることに対しては、とてもやりがいを感じていたし、何より楽しいです。

しかし、私の経営に関する知識や知見が足りずに、閉店してしまった店舗も多くありました。

また、今のリソースでは、出店ペースを年間2店舗以上に増やしていく事が難しい状況も感じていました。
(DX化の対応、物件開発、管理部門の強化、マーケティング、数値分析などの課題感)

・このまま創業者の私が代表取締役で居続けることが、
果たしてTGKという会社にとってベストなのだろうか?
・自分より、もっとこの会社を大きく成長させることができる人がいるなら、譲るべきではないだろうか?
そんな事を、少しずつ考えるようになりました。

続く。。

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