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地域DXを考えるときの共通化と固有化
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地域DXを考えるときの共通化と固有化

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地域DXのことを考えていて、いつも頭を悩ませるのは共通化と固有化のバランスです。

それぞれの地域のことを考えてみたときに、それを構成しているのは人であり企業などの団体であり土地であり歴史であり文化であり…、と複数の構成要素が時間を重ねて組み上げてきたものですから、それぞれに特徴があって同じものはないということになります。
ですが、広い目で見ると同じこともたくさんあって、例えば人口や人口比率は違えど人が暮らしている部分や、規模や業種、数は違えど企業が存在したりする部分は同じと言えます。そういった部分に対しては、行政などで共通化された仕組みが用意されていたりしますし、基本的なインフラなどは大きくは同じだと考えられると思います。
そのように大きくは同じだけど、それぞれの土地や人の積み重ねてきた個別の特徴によって微妙に他とは違う、という事象を考えてスケーラブルにしていくことには難しさがあります。

これはシステム開発をしているときに考えていることと似ている部分があって、システム開発などを考えるときによく考えるのはシステムやモジュールの共通化・汎用化で、これを進めればコストカットが見込めたりスピードアップが見込めたりします。じゃあ共通化・汎用化は進めれば進めるほどいいかというと必ずしもそういうわけでもなくて、共通化・汎用化を進めるほどに尖った部分が削れてしまうこともありますし、使いづらくなったり利用することが逆に煩雑になってしまうケースもあります。

そういった共通化・固有化の境界線をうまくひけることが、いい仕組み(システム)を作り上げて育てていく鍵になると思っています。

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