
環境の変化と人の変化
Andbyでは親会社の制度に合わせて、最近フレックスタイムでの働き方が導入されました。
とは言っても随分前からかなり融通の効く時間で働いていたので、制度として明文化されたというようなイメージです。
今までのある程度固定化されていた時間で働いていた環境から、その前後数時間ずつ裁量が増え、働く時間をある程度自分で選択することができるようになりました。フレックスタイムでの働き方も世の中では当たり前になって久しいので「今?」というような感じでもあるかもしれませんが、会社の文化やメンバーの生活と時代のバランスをとりつつ進んできた結果、今がベストだったのかなと思っています。
さて、実際にフレックスが導入されて変わったことといえば、一つにはメンバーの生活リズムが前倒しになりつつ安定してきたということかと思っています。メンバーとは「やっぱり朝起きて目一杯活動して夜は寝るに尽きるよね」と話したりしていますが、制度が明文化されてから生活リズムが安定して体調もよくなったり、前より仕事が捗るようになったという声も多く聞こえてきます。
あと大きな変化といえば、以前よりも時間に対しての感覚が少しだけ強くなったことを感じています。
やらないといけないことややりたいことなどたくさん持っている中で、時間を意識して自分で時間を作り出しながら直近のタスクも将来への投資も両方こなしていくことが競争力を生むと思っていますが、その時間を作るということもサポートできるような制度になったのかなと思います。
フレックスタイムを始め、自由度が与えられるものにはそれを自分自身で管理するという責任も伴うものです。下手をすると自分の気持ちに負けるばかりで生きる効率を落としてしまうケースもかなり起こりやすいとも思います。
ですが、それを意識して自分で自分をコントロールできるようになれば、新しい仕事の仕方ができたり、新しい人と出会うことができたりするようになると思うので大きなアドバンテージを得られるのかなと。
そういう意味でも時間に対して少しでも敏感になれたことはポジティブな変化だと思っています。
環境が変わると人が変わる。人が変わると仕事も変わる。最近DXとはなんだろうとよく考えながらあれこれ考えたりしていますが、結局はDXとは人をいかに変えられる無理の少ない仕組みを作り出すことなのかなと思ったりしています。
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