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見えていないことに取り組む難しさ
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見えていないことに取り組む難しさ

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会社をやっていて、仕事にはとても大きく分けると、今すでに見えていて頭や手を動かすことで進めていけるものと、今はまだ何も見えていないけどそれを見ることから始める必要があるものとがあると思っています。

すでに見えていて手を動かす必要のあることは、例えば決まっている案件だったり、資金繰りだったり、採用だったり、経理や法務関連だったり、さまざまあるとは思いますが、直近の会社や自分自身を支えるという意味で非常に重要なことで、そのことはみんながわかっているものだからこそ、それぞれが計画を立ててそれぞれの仕事として進めていくことができるものかと思います。見えている仕事は進めやすいですし、どんどん進みます。

一方、今はまだ何も見えていないものは、見えないからこそ手をつけて進められる人は非常に限られていて、それなのにそれを見つけて事前にやっておかなければ非常に大ごとになってしまうという恐ろしいものかと思います。
例えば一見全てがうまくいっているように見える状況ややるべきことが明確にわかっていると思っている状況においても、予想外のトラブルが起きるかもしれませんし、キャッシュフローのタイミング問題でショートしてしまうかもしれませんし、突然人がやめてしまうかもしれませんし、突然誰かに訴えられてしまうかもしれません。そのように確率は低いかもしれないけどいつでも起こりうることがあって、それは大体大きな危機につながりうるものです。

なので本当は「見えていないけどおこるかもしれないこと」にもしっかりとリソースを割いて、起こりそうな確率に応じた対策を打っておかなければなりませんが、それは通常見えにくくなっていますし、さらに目の前にはよく見えて手をつけやすい仕事があってそれをこなす環境に慣れてしまっている状況ではそちらに気が回らないのは当然のようにも思えます。見えないのですから。

私はこれまでのチームメンバーでいる時には当然このような視点は持つことはできなかったので、仕事をしながら知らず知らずのうちにリスクを抱えながら進めていたんだなと思うことがあり、同時に、多くのリスクを他の人にカットしてもらっていたんだなとも気づきました。
経営者やプロジェクトマネージャーなど大きな責任を負う立場になって初めて目に見えないもののことを強く意識をしていて、今、「ひぃ...」となっています。

責任ある立場になって初めて見えてきたことではありますが、会社全体のことに関わらず個人の生活や仕事のレベルでも見えていないものを見る努力は必要だと思っていて、そのためにはまず見えないものを見ようとする意識とそれをするための時間や気力を用意することが重要かと思います。
いっぱいいっぱいになっていると見えるものはどんどん少なくなってしまうので、そうなる前に早め早めに手を打っておければいいですよね。

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