見出し画像

春巻き皮のパリパリな食感がアクセントに!「マグロとアボカドのミルフィーユ」

皆さん、こんにちは。
管理栄養士の田辺幸優です。

 今回ご紹介させていただく料理は、マグロとアボカドを使用した料理です。
 素材の組み合わせとしてはもちろんですが、栄養的に見ても、この2品の組み合わせはとても良いです。
 見た目の部分でも普段の料理とは一風変わった料理ですので、ご参考にしていただければと思います!

【材料(2人分)】
・まぐろ 1/4さく
・春巻きの皮 小3枚
・オリーブオイル 適量
A アボカド 小1/2個
A マヨネーズ 大さじ1/2
A トマトケチャップ 大さじ1/2
A 練りわさび 小さじ1/2
A レモン汁 小さじ1/2
A 塩、こしょう 少々


【作り方】

①材料の下処理
・まぐろは5mm角に切ります。
・アボカドは種を取って、皮をむき、半分は荒めにつぶして、残りは5mm角 に切ります。
②ソース作り
・ボウルに①のアボカドとAを入れて、混ぜます。
・混ざったら、まぐろも入れ軽く混ぜ合わせます。

アボカドとマグロと調味料


③春巻きの皮を焼く
・春巻きの皮を縦横半分に切って4等分にします。
・オリーブオイルを薄く両面に塗ります。
・オーブントースターできつね色になるまで焼きます。

春巻きの皮


④仕上げ
・③の春巻きの間に、②を挟んでミルフィーユ状にして完成です。

完成版


【栄養のポイント】
◯マグロ
マグロの赤身の部分には、たんぱく質が豊富に含まれており、脂身にはEPAやDHAを多く含まれています。
さらに過酸化物質を分解する酵素の構成成分であるセレンも多く含まれていることが特徴です。
トレーニングによる筋肉の修復に必要なたんぱく質、心拍数が増えることによって増える過酸化物質の除去に効果が期待される成分が多く含まれており、アスリートにもピッタリな食品です。

<アボカドとの組み合わせ>
 マグロに含まれているセレンは、同じ抗酸化作用を持つビタミンEを一緒に摂ることでより効果が増すことが期待されています。
 今回の料理では、アボカドにビタミンEが多く含まれていることで抗酸化作用の効果をより増やすことができます。

 マグロとアボカドで作ったソースはブルスケッタなどの料理で使われることも多いと思います。
 しかし、他の食材を組み合わせる際にパンを使用するとバターなどの油脂類が使用されているため、脂質量が高くなりやすいです。
 そのため、今回は春巻きの皮で代用し、脂質量が増えないようにしています。

 今回ご紹介させていただいた料理は、大人数の食事にも応用できますので、パーティーなどの際にもおすすめの料理です。
 普段のお料理とは一風変わった料理に仕上げることができますので、映え料理の1品としていかがでしょうか?

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?