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書きたいけど書けない、を抜け出したい。

ライターとして仕事をしているのに、自分から何かを書いて発信するのは苦手・・。自分の考えや体験したことを、言葉にして伝えたい気持ちはあるものの、いざ書こうとすると手が止まってしまう。いつか書きたいな、いつか。そんなふうに思っていた。

そんな考えをガツンと変えるきっかけになったのが、今年の1月から参加している、さとゆみさんの「ビジネスライティングゼミ」だ。受講しているのは、もう何冊も本を出しているようなブックライターさんから、ライター未経験の人まで。みんなそれぞれに「書きたい」気持ちのある人たちだ。

ある日、ゼミのメンバーで共有している投稿欄に、「〆切のない文章、仕事以外の文章がなかなか書けません」というお悩みコメントが挙がった。それを見たときに「わかる!!!!私もまったく同じ悩み!!」と、気づけばブンブン頷いていた。ライターだから、仕事で文章を書いている。でも、依頼されたもの以外の文章はなかなか書けない。なんでだろう‥‥。

その悩みに対して、「こんな方法があるよ」と教えてくれたのが、ゼミの同期生のえずさんこと江角悠子さん。えずさんは、京都在住のフリーライターで、ライターを育成する「書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰されている。そしてなんと、15年以上もブログを書き続けているとのこと。すごい。継続力がすごすぎる。なんでそんなに続けられるの?

えずさんからのアドバイスは、この2つ。

・仕事をする前に書く
 仕事だったら絶対にやらないといけないので、後回しにしてもやる。
 なので、先にブログを書いてしまう。
 
・「書く」と決めてしまうこと
 
一度「書く」と決めたら、書かないという選択肢がないので、今日は書こ 
 うかなと悩む時間もなくなる。

なるほど!!
「書こうかな、どうしようかな」と考えている時間が、すでにもったいない気がしてきた。さらに、習慣化するためのヒントに、と勧めてくれたのがこの本だ。

『小さな習慣』スティーヴン・ガイズ・著/田口未和・訳(ダイヤモンド社)


えずさん曰く、「この本を読んだことがきっかけで、いろんなことを習慣化できるようになった」のだそう。

本書で紹介されている習慣化のための基本ルールは、「身に付けたいと思う習慣をばかばかしいと思えるくらいまで小さくする」というもの。いきなり新しいことを始めようとすると、脳はストレスを感じるので、とにかく小さくして始めるのがポイントなのだそう。
著者のスティーヴン・ガイズさんは、「毎日1回、腕立て伏せをすること」を目標に取り組み始めて、結果的に運動する習慣を手に入れている。しかも、1回の腕立て伏せといいながら、ほぼ毎日それ以上の運動をしているのだ。

この本を読んだ上で、私が立てた目標は、

・毎日noteの下書きページを開く

え!書くじゃなくて開くなの? と自分でも突っ込みたくなるけれど、「毎日書く」を目標にした途端、それがたとえ1行だったとしても、心が「めんどうだ」「できるかな」とモヤモヤしたので、さらに小さく小さくしてみた。「毎日書く」と言い切れない心の弱さよ‥‥。でも、ばかばかしいと思えるくらいまで小さくするのが、習慣化の大事なポイントなので、それに従う。これなら、うん。どんなときでも続けられそう(だって開くだけだから)。そして開いてみて、少しずつでも書いていけたらいいな。

最後に。さとゆみさんがゼミで言っていた、「上手くなってから書こう、じゃなくて、書くから上手くなるんだよ!」の言葉も肝に銘じておきたい。
まず、書く。そこからだと私も思う。



えずさんが『小さい習慣』をお勧めされているブログはこちら↓


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