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「GA4」の「データ ストリーム」と「ユニバーサル アナリティクス」の「ビュー」の違い

この記事を読んで頂きたい方

「ユニバーサル アナリティクス」(以下、「UA」)の「ビュー」「GA4」「データ ストリーム」との違いが、今一つピンとこないという方。

「UA」と「GA4」のアカウント構造の違いを理解することが重要

「UA」までのアカウント構造は、
「アカウント > プロパティ > ビュー」
 という階層でした。
「GA4」では、
「アカウント > プロパティ> データ ストリーム」
 となっています。

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図1:「GA4」では、1つの「プロパティ内」に「ウェブ用」、「アプリ用」と複数の「データ ストリーム」を作成することができる

「UA」までは、1つの「プロパティ」に対して1つの「UA-XXXXXXXXX-X」形式の「トラッキングID」がありました。

「GA4」の「データ ストリーム」とは

「GA4」では、ウェブ用の「測定ID」とアプリ用の「ストリームID」に変わっています。

上図の通り「GA4」では、1つの「プロパティ」内に「ウェブ用」、「アプリ用」と複数の「データ ストリーム」を作成することができます。これにより、ウェブとアプリをまたいだ計測をすることができます

「GA4」の管理画面上でも「データ ストリーム」設定は「プロパティ」列にあります。「UA」までの「ビュー」に相当する階層はありません。

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図2:「GA4」「データ ストリーム」設定は「プロパティ」列にある

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図3:「GA4」では、1つの「プロパティ内」に「ウェブ用」、「アプリ用」と複数の「データ ストリーム」を作成することができる。

上記の図の例では、データストリームが3件設定されており、それぞれ、「Andorid」アイコン=「アプリ ストリーム用」(Android)
「iOS」アイコン=「アプリ ストリーム用」(iOS)
「ウェブ」アイコン=「ウェブ ストリーム用」
となっています。

「測定 ID」

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図4:「ウェブ ストリーム用」に用意されるのが「測定 ID」

「ウェブ ストリーム用」に用意されるのが「測定 ID」です。

ストリーム ID

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図5:「アプリ ストリーム用」に用意されるのが「ストリーム ID」

「アプリ ストリーム用」に用意されるのが「ストリーム ID」です。プラットフォーム「iOS」「Android」それぞれを作成します。

まとめ

GA4で「ウェブとアプリをまたいだ計測」をするには?を理解するためには、

「ウェブ ストリーム用」に用意されるのが「測定 ID」

「アプリ ストリーム用」に用意されるのが「ストリーム ID」

ということを理解するところからスタートする必要があります。

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