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これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集 羽根田治

死の危険は、知っていれば避けられる可能性が高くなる。
アウトドアで自分や大切な人が危険な目にあわないために、最低限の安全の知識が書かれた本です。

ころんで死ぬ、ダニに噛まれて死ぬ、助けようとして死ぬ、キャンプの炊事中に死ぬ、風に飛ばされて死ぬ——など、アウトドアには「まさか、こんなことで……」と思うような、死の危険がたくさんあります。
本書では、アウトドアで実際に起こった死亡事例を紹介し、どうしたらそのような目にあわないか、安全に身を守るための解説をしています。

 

カタツムリで死ぬ。


そんな馬鹿な・・・・・。
2000年沖縄県の小学生の女児が、日本脳炎に似た症状を発症し、入院先の病院で昏睡状態に陥ったのち死亡しました。
 死因は広東住血線虫による髄膜脳炎と診断されました。
広東住血線虫は、ネズミの肺動脈に寄生する体調20~34ミリほどの線虫で、幼虫は中間宿主となるカタツムリやナメクジなどに寄生します。
 口や皮膚から人の体内に取り込まれた幼虫は、脳や脊髄に移動し、髄膜脳炎を起こします。
 症状は2~4週間ほど続き、幼虫が死滅することで通常は自然治癒しますが、まれに死亡したり後遺症が残ったりする例も報告されています。

 死なないためには
素手で触らない。
 野菜や果物をよく洗う。
調理で使ったまな板やスライサーもよく洗う。

 こんなに簡単に人は死ぬのかという、内容ばかりでした。
気を付けようと思いました。

 でも、草むしりをしていたらカタツムリやナメクジは普通にいるので、気を付けようがない。

 とりあえず、手を洗おうとおもいました。

 この本はおすすめです。


 


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