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女の国会 新川帆立

選挙に弱い政治家は、
誰かの言いなりになるしかない。
だからーー。
強くなりたい。

国会のマドンナ“お嬢”が遺書を残し自殺した。
敵対する野党第一党の“憤慨おばさん”は死の真相を探りはじめる。
議員・秘書・記者の覚悟に心震える、政治 大逆転ミステリ!

 面白かったです。
魔窟、伏魔殿、悪の巣窟、女性の働く場所ではない。
そこで、あくなき闘いを続ける、女性の物語。

 政務秘書官として働く女性。
 政治記者として働く女性。
 政治家として戦う情勢。
 地方議員から国政で戦う決心をした女性。

 がんばれ!!
と応援しながら読みました。

 セクハラ、パワハラ、マタハラ、読んでいて気分が悪くなりますが、だが、面白い。


 国会に限定した話ではないでしょう。
民間方がの方がもっとあるでしょう。

 であっても、女性が被る不快感、嫌悪感は変わらない。
手を差し伸べる優しい人々に、本当に感謝しかない。

 この本は面白かったです。
 おすすめです。


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