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世界のエリートだけが知っているガチの哲学について話そうか。

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#哲学

近代の宗教「時間」

プラトンとアリストテレスの融合によって、どうも現在の時間のありかたが決まったようです。と…

ついに怪物となった哲学という人類最大のウソ

13世紀の「普遍論争(the problem of universals)」は哲学vs反哲学の闘いです。ここで哲学が…

信仰は神からカネへ~私ら現代人をつくったのはイマヌエル・カントだ~

これまで、恋愛にしろ社会にしろ、イデアを土台とした信仰なのだということを見てきました。信…

社会に壊された人々へ

「社会」の絵を描けますか? 「社会」の絵を描いてください。 といえば、ある人はビルの群れ…

発明された「恋愛」と閉じこめられた現代人

神聖なモノはだいたいウソ 満たされない生活のなか、ついに現実と幻想が逆転してしまったのが…

イデア論が不自然な世界をつくる

幻想を現実よりも大事にすることを、アイディアリズムIdealismといいます。『小学館ランダムハ…

世界のエリートだけが知っているガチの哲学について話そうか。

文学部哲学科を卒業した友人がいうには「哲学者に就職さきなんてないよ」。 そりゃそうでしょうね。哲学なんていっても、そもそもなんのことなのかわからない。だから「哲学者です」なんて名乗っても、イコール「何をやってるかわからない人」になってしまう。 哲学は、ここ日本ではほとんど変態マニアックな文学の一形態となされているんでしょう。ただコムズカシイだけの屁理屈として。けれどね、哲学とは「文学部哲学科」なんて意味不明のカテゴリーに封印されるモノではないんですよ。なんで文学のなかに哲