(株)ゆめみの入社エントリー 「勢いのある会社」で4ヶ月働いてみた結果
ちょっと予定より遅くなりましたが入社エントリーのようなものを書いてみようと思います。
なぜゆめみに入ったのか?
面白そうだったので!
転職エージェントから会社を紹介されたタイミングでは、元々イベントで知り合い(というよりは一方的に知っていた)@kuwahara_jsri さんの所属する会社、ということくらいしか知りませんでした。
ぶっちゃけエントリーした時点では下調べも特にしなかったのですが、家に帰って適当にQiitaを見ていたら、ゆめみの記事を見つけて「ええ...」となったことを覚えています。何、給与自己決定? 有給取り放題? 全員CEO? 待て、それは会社として成立するのかな。
中でも、最も面白いと思っていたのはプロリクです。
給与に限らず、いろんな意思決定をあらゆるメンバーができるようにしています。意思決定を「プロリク」と呼んでいます。Gitの「プルリク」にならい、「プロポーザル レビューリクエスト」だから「プロリク」です。誰かにレビューをもらい、自分の意思は代表取締役の権限として決定します。その後に、別の人がまた意思決定できます。常に誰かのレビューをうけて、意思決定は進んで行きます。
私ならこのお金の使い方はしないのに! とか、こういう事に経費を使いたいけど、稟議で却下されそうだし、面倒くさい... という気持ちを抱えながら働いていた私にとって、誰もが意思決定者であるというのはとても面白い会社であると思いました。
内定後の周りの反応
私は転職活動にかなり苦戦した部類で、転職活動を始めてから1年程掛けてようやくゆめみの入社が決まりました。
そういう事を知っている周りの反応としては、やっと決まってよかったねというものと、ゆめみなら安心だねというものが多かったです。会う人皆「やっぱゆめみは勢いがあるよな」と言っていたのを覚えています。
「勢いのある会社、ゆめみ」に入社して
最新のMBPとワイドモニタ。マジで全部アーロンチェア。スタンディングデスクもある。Slackがめちゃくちゃ活発。福利厚生に関しても看板に偽りなし。本当に有給取り放題でした。入社してすぐに風邪をひき1日お休み頂いたのですが、欠勤ではなく特別有給に。ジーザス。
そしてSlackを見るとプロリクの文字! 思った以上に皆が様々なプロリクを投げていました。オフィスで使う備品購入だったり、契約しているSaaSの更新や廃止だったり。
全員CEOであるということ
プロリクは誰もが意思決定者で、全員がレビュアーという画期的な仕組みです。
そして、画期的かつ面白い仕組みを社員全員が維持したいからこそ、会社として損をするような意思決定はされないようになっています。よくできた仕組みだなプロリク、と感心しきり。
問題が無いわけではありません。最たるものとして、運用する社員に、全社的な運営意思決定に関わる意識が薄いな、という事は感じています。
結果としてプロリクを出す範囲は自分や、せいぜいチームに関わる範囲に留まっています。たまに全社的な提案が出たとして、レビュアーとして社員全員が積極的に参加するわけではない。...あんまり全員CEOという感じはしません。それでも十分意思決定の早い会社だなとは思いますが。
実際自分もレビューを頼まれたプロリクを見て、使用金額と効果を比べて、これは妥当なのかどうか判断がつかないことがありました。CEOとしてどうプロリクを判断すべきなのか、インプットが不足している心配をしています。不足しているのは社会人経験かなあ。
もちろん、なかなか無い学びの機会ではあります。「20万の研修、これは会社にバックされるのかどうか?」真剣に考える機会など、普通の会社のエンジニアには無いですから。
そういう意味では、このプロリクという仕組みを何年か運用してきたメンバーは、本当の意味で全員CEOとして働けるのかもしれません。
4ヶ月働いてみて
面白い会社だという印象は変わらないままです。そして私自身、プロリクを出したりレビューしたりしながら、色々な事にチャレンジングに関わらせて貰っています。
JaSST review参加は実は前々から決まっていたことではないのですが、イベントの存在を知ってすぐ会社Slackにプロリクを出してレビューして貰っていました。
また会社のお金で買った本でActive Book Dialogueという読書法を使った読書会を開きました。
他にも色んなところに顔を出してるので、社内認知は上がってるはず。
この先どうしていきたいか
まだまだ実装力、使っている技術に関する知識、ヒューマンスキル、その他諸々の実力が不足しています。今の所、実務で困っているのは特にAWS周り。急ぎキャッチアップしていきたいです。
会社については、会社を良くしていこうというよりは、骨の髄までしゃぶりつくそうという方がマインドとして近いです。会社のリソースを枯渇させようという意味ではなく、会社の制度を上手く使って自分やメンバーの能力を伸ばして、それを会社に還元するようにしたいと思っています。
Active Book Dialogue主催とか、微力ながら還元できるようになっているはず...。こういった活動をもっと拡大していけたら良いなと思うのです。
最後に宣伝
そろそろアドベントカレンダーの時期です。ゆめみの協賛アドベントカレンダーがあります! 良い記事を書くと高級椅子が貰えるよ!
あと、入社エントリーには欲しい物リストをぶら下げる習慣があるとも聞きましたので載せておきます!
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1LZ387433O18U?ref_=wl_share
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?