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【勉強会レポート】株式会社ゆめみ社内でTDDモブプロ会を主催しました

初の試みの社内勉強会を主催して、そこそこ好評に終わったのでレポートとして残しておこうと思い立って記事を書き始めました。

タイトルにもあるように、TDDモブプロ会を社内で主催しましたので、開始前から振り返ってみたいと思います。

開催のきっかけ

もともと私はTDDが好きで、Qiitaの記事(短期間ですがトレンド載るなどしました)を書いたり、自分でも実践したり、TDDワイワイ会やCodetreatといったTDD勉強会に参加したりしていました。

なので元々ゆめみでTDDとモブプロを兼ねた勉強会は企画したかったのですが、他にも色々やりたい事が多く(Active Book Dialogueなど......)後回しになっていました。

『エリック・エヴァンズのドメイン駆動設計』のABDを進めて10章を読んでいた所、参加メンバーの中でTDDやったこと無い、やってみたい、という声が聞こえた事で、チャンスとばかりに開催を決めました。

開催準備

元々TDDワイワイ会の雰囲気が好きだったので、やることはTDDワイワイ会と同じにしようというのは決めていました。座学の説明は最低限で、基本的にモブプロで実践ベースで進めていく形です。

ただ座学を自分が担当するに当たって「最低限ってどこだ?」という問題が頭をよぎる。良くも悪くもですが、8月頭にはTDDBootCampの基調講演とライブコーディングがオンラインで配信されていました。TDDの知識として必要十分を切り出そうとすると、この講演を聞くのが一番良い! でも2時間以上の動画見た後モブプロするのはハードルが高い!

迷った結果、自分がライブコーディングしながら、TODOリスト作成、仮実装、三角測量、明白な実装の解説をして、以降は完全にTDDワイワイと同じくドライバーを回していく事にしました。

また当日最初の資料としてはTDDワイワイの資料をそのまま使わせていただきました。ありがとうございます。

当日

ドライバーはやらずに聞き専で参加頂いた方を含め、15名ほどに参加いただきました。
ゆめみ社内ではモブプロを実践しているプロジェクトは多く、モブプロの経験はあるがTDDの経験はない、という参加者がほとんどでした。

多少のトラブルはありつつも、自分が説明したい内容は全て説明できましたし、多くの方にドライバーを経験して貰うことができました。

ドライバーの方には自身のペースで実装して貰いつつ、もし歩幅を狭めるとしたらこういうテストを追加するよ、という話を挟みました。

最後に感想を言って解散したのですが、楽しかったしTDDの雰囲気を掴む事ができたというコメントが多かったので、心底ほっとしました。

振り返って

終わった後また開催しようと思えたのが一番自分としては良かったと思います。t_wadaさんの講演の超劣化コピーになって、参加者の満足度が低いまま解散する事を一番危惧していたので。

今回はFizzBuzzという簡単なお題でしたが、Life GameでTDDができてくるとなんだか脳汁が出る感覚があってとても好きなので、次回もぜひやりたいです。

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