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情けなくてそんな自分に安心した〜anagonの日記 4/10〜

はじめに

チャーター機でメキシコシティにつきました。
メキシコシティで一泊してから、日本にアメリカ経由で帰国します。
アメリカ心配ですが、空港からは出ないのでとりあえず手洗いうがいとか徹底してようと思います。


①今日あったこと

1.チャーター機に乗って移動

日本大使館が、旅行代理店を通して手配してくれたメキシコシティ行きのチャーター機に搭乗しました。
朝の6時にホテルのロビーに集まったらめっちゃ日本人いて、いろんな人がペルーきてたんやなあと思いました。でそこから警察の先導で軍基地へ移動。
ちょっとVIP気分を味わいました。
軍基地では、等間隔に並べられた椅子に座って、警察犬が荷物をチェックして、出国手続きをポンポンすまされて(これでテロリスト混ざってたら簡単にハイジャックできるなっていうくらい簡単なもの)、LATAM航空の飛行機でメキシコシティに向かいました。
25万円を支払っているので、どんなふうにメキシコシティまでの6時間を過ごしてやろうかと思ってましたが、結局5時間半爆睡して終わりました。


2.メキシコシティ着いた

メキシコシティについて、在メキシコ日本国大使館の職員さんたちの案内でホテルに向かいました。
ホテルは空港に直結してるので外出する必要がなく、空港の売店等で必要なものも買える状態だったのでとりあえず安心しました。
久々に外のご飯をまともに食べられたので、みんな楽しそうでした。
僕はシングルルームでまた優雅に過ごさせていただいております。

3.みんなで少し集まった

みんな寂しすぎて、一つの部屋に集合してご飯とか食べたりしました。
もう1ヶ月もみんなで生活してたので、なかなか一人になるのが寂しいんですよね。
2日間くらいみんなとこんな感じで話してなかったから、すごく幸せでした。お酒もいっぱい飲めたしね。


②今日思ったこと

1.なんだか情けなくて安心したって話

「なんでこんなタイミングで海外に行くんだ、無責任だ」とかそういう批判は、もう見当違いすぎて気にもしていないんですが、

やっぱりやむを得ないとはいえ、僕らが帰国するまでにペルーの日本大使館の方々、旅行代理店の方々、LATAM航空の方々、ペルー軍の方々、ペルー警察の方々、リマのホテルの方々、リマへのバスを手配してくれた方々、メキシコの日本大使館の方々、メキシコのホテルの方々といった
たくさんの人たちが動いてくれていて、

これはもう自分だけじゃどうにもできない規模感のものになっていて、

結局自分も一人じゃなんにもできない人間なんだなと思いました。
と同時にそんな自分が少し情けなくて、でも安心しました。

自分は偉そうなことを言っていても所詮は小さな人間で、いろんな人に迷惑をかけていろんな人に支えてもらって生きているとても弱い存在なんだと思うと少し情けないけれど、
それが普通で、そんな人間であるからこそ人に支えてもらえてるし、そんな人間であるからこそ謙虚に生きることができるし、そんな人間であるからこそまだまだ成長できるなと思えて、安心しました

この恩をちゃんと返せる人間でありたいし、そうなりたいなと強く移動中のバスで思いました。

とてもいい学びになりました。


2.77億の人生があるんだなあって話

海外に行くと、自分とは生まれた国が違って、顔の形や肌の色、使う言語、育った環境全てが違う人々にたくさん会います。

そんなのは海外に行ったら当たり前なので、特に気にならなくなってたのですが、
今回は1ヶ月ほとんどペルーの人を宿のママ以外に見ていなくて、日本人11人で生活していたので、久々に外に出てたくさんのペルー人を見たときに、

「ああ、この人たちはそれぞれ自分と全然違うけど、それぞれの人生を歩んできてるんだなあ」というのをしみじみ感じました。

海外に慣れてくると、現地の人に良くも悪くも関心を持たなくなります。
どうせもう会わないしみたいな感じで、丁寧に話さなくなるし、言語が通じないのをいいことにその人の前で悪態をついたり(お互いにあるけど)なんてこともありました。(今はしないけど)

でも改めて、みんなそれぞれの人生があって、それぞれの考え方があって、それぞれの生き方があって、誰も特別じゃなくて、でもみんな特別なんだなあと思いました。

77億通りの人生があって、どれも平等に美しくて、大切にされるべきなんだなあというのをなんだか思ったっていう話でした。


終わりに

明日はアメリカのダラスに向かいます。
アメリカは今大変なので、空港から出ずにみんなで14時間のトランジットを耐えようと思います。

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