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【内向型無職の独り言#01】前書きのつもり

安音*An-Ne*

「エッセイを書いてみたい」

最初にそんなことを考えたのは、もうだいぶ前だったと思う。


2021年現在、私は28歳にして定職についていない。結婚もしておらず、子供もいない。大学を出てすぐに入った会社を2年で辞めてから、仕事探しはしてこなかった。
ニートになったのは、職場でのストレスでうつ状態になったことが原因だった。毎日不安症に悩まされて、仕事も思うように出来なくなってしまったのだ。人付き合いが苦手で内向的だった私は、子供の頃から友達もいなかったし、学校ではいつも独りだった。
だから退職した後も、次の仕事に就く気にはなれなかった。正直、今でも人は怖いし、会話をすることも好きじゃない。こんな自分が、社会の中で上手くやっていけるとは思えなかった。

その代わり、一つだけ自分自身に決めたことがある。
「誰になんと思われても、常識から外れてしまってもいい。これからはなんでもいいから好きなことをやろう」と。

そうしてブログを始めたり、noteにオリジナルの音楽を投稿したり、とにかくその都度、興味のあることをやってみた。
現在は一応「ピアノ作曲家」という形に落ち着いている。作った曲を配信したり、今年からは勝手にラジオ番組を作って、パーソナリティーも始めた。リアルでも音大での経験を活かして、舞台の劇伴作曲や演奏を手掛けたりしている。
といっても、それで生活が成り立っているわけじゃない。時々自分の作品を通してお金をいただくことはあるけれど、フリーの作曲家でもなければ、何かのプロでもない。結局のところ、私は勝手に作曲家を名乗りながら、遊び感覚でクリエイターのようなことをしている、ただの無職なのだ。

でも、社会から少し距離をとって、自分のしたいことをするようになってからは、うつの症状もだいぶ落ち着いた。ありがたく実家暮らしをさせてもらっているせいもあるけれど、学校や仕事のストレスにさらされていた時期より、ずっと幸せを感じられるようになったと思う。
もちろん、これからの生活に不安が全くないと言えば嘘になる。親にいつまでも頼るわけにはいかないし、歳を重ねるごとに「このままでいいのか?」と焦りを感じることも増えてきた。
だけどそのために、自分の本音を我慢して生きることはしたくない。お金にならなくても、誰かの役に立たなくても、したいと思ったことにはいつでも素直でありたいと思っている。


というわけで、新しくエッセイを書いてみることにした。冒頭で述べた通り、以前からエッセイのことは頭にあったのだけれど、最近急に「書きたい」という気持ちが高まってきたからだ。この気持ちを無視してはいけないように思った。
日々のことは、現在も私の公式サイトにあるブログで紹介している。ただ、日常の本当にちょっとした出来事―最近印象に残ったこと、楽しい気分にさせてくれる身の周りのもの、心に残った言葉など―について、自分の気持ちをもっと深く掘り下げ、アウトプットしてみたい、と。

別に何かの役に立つとは思っていないし、全部読んでもらわなくてもいい。時間つぶしにカフェに入って、お茶やお菓子を口にするような感覚で、ふらっと覗いていただければと思う。私も、読みながらちょっと何かを考えたり、感じたりしてもらえるような、温かみのある言葉を綴っていきたい。


なんてことない独り言ですが、どうぞ気軽にお付き合いくださいませ。

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安音*An-Ne*

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