0716　悪魔サイズアップキャンペーン中

un｜雑記🐄反芻

※今日は一日中性格が悪くて、不安ごと整理も含むので記事スキップ推奨。


ただ、なんとなく来週くらいの自分が答えを出しそうだから残しておきたい。誰にも読まれないアカウントを作るのは手間なんだよなあと思って名前だけ本名から変えたんだもの。好きにさせてもらう。


maiさんの記事を読んで、見送ったばかりの顔が浮かぶ夜だった。(昨日)

ありがたいことに彼とは至る所で馬が合うので記事冒頭のようなことは基本的にないのだけれど、プラスして彼の広い心に甘んじてわがまま放題言っているような状況。さらに、人間歳をとってくるとそれなりに図々しくなってくるよね。お酒を飲まない人としかお付き合いをしたことがなかったから、飲み屋さんに出かけるなんて友達としかなかったし、天地がひっくり返って飲み屋に行っても相手に合わせて最初の一杯で頼んだビールをちびちび大切に飲んでいた。今となっては、2件、3件はしごをするし、ファーストオーダーで2種類のビールを頼んで独り占めにしている。私の「好き」を否定されない安心感の中で、私は自由に動き回っている。


「大切にしなきゃだめよ」


連休中の飲み屋さんでお隣になったお姉様が、私の耳元でこそっと言った。私越しの彼がずいぶんと優しい顔でニコニコしているのだと私の肩をバシバシ叩きながら褒めていた。私には、いつも通りのニコニコなんだけれど、初めてお会いした人にわざわざ言われることはないので口がむひむひってした。それと同じに「結婚するの？」と聞かれて、次は口が一文字になった。

私はまだ、よくあるこの質問への適切な返答を知らない。


20代後半から異様に発生するこの質問は常套句だから受け流すべきものだとわかっている。みんな、ちょっとした会話のきっかけにしただけ。けれど、なぜちょっと心をザワッとさせなければならないのだろうか。彼は言われているのだろうか。嫌な気持ちになっていないだろうか、気持ちよく酔った頭の隅で小宇宙が形成され始める。

そもそも「結婚するの？」とカップルに質問して「します！(即答)」と答えてくる例はあるのだろうか。婚約でもしていない限り、ほとんどは「どうなんですかね〜」とか「そうなればいいと思っています〜」とかヘラヘラ笑って誤魔化すとか、そういう返しだと思うわけで、そこから会話を広げるのはなかなか高度なテクニックが必要かとも思うのだけれど。そもそも「しませんよ！」と言われたらそこで試合終了じゃあないですか。はてさて。という不満を今朝同じような境遇を超えてきた友人に話す。彼女は自分が結婚したいと思った時、周りから若い彼がかわいそうと言われたらしい。過ごした年月の数字は一緒でも、人生の価値は違う、こちら側はどんどん下がっているというのに誰も味方をしてくれなかったという話にちょっと凹んだ。価値は下がっていってしまうのか。結婚ってゴールじゃないっていう割にみんなゴールにしたがるよね。今楽しい、幸せ！で済ませられない状況に苦しんでいる。もちろん状況が変われば別の楽しいことも増えるだろうけれど、それを外野に突かれるのが面白くないっぽい。

高みを目指さなきゃない感が、どうにも部活みたい。(今の私たちがそうというわけではなくて、世間一般論が私にはそう見える)
けれど一般的に高みを目指した強豪部の人たちがサクサクとパートナーと話を進めて最初のゴールに辿り着いているのは事実で、なんかそれはそれでそれもむかつく。



ホルモンバランスだと思うけれど、今日はずっと不平不満が口を突いてでてくるから無口で過ごした。自分にめっきり自信がなくなって、周りに当たりたくなる季節。そもそも自信を持たずに適度に謙虚にしておけばいいのだろうけれど。心の中に友人を召喚して「どうせ自信がないっているそういうプレイなんでしょ！」と野次を飛ばしてもらっている。（そういうプレイ？）


帰宅してからは低気圧で頭が締め付けられるように痛い。ゆっくり過ごそうと思って開いたYouTubeで、よく見ているカップルが謝罪動画を出していた。少し前に旦那さんの好物として紹介した唐揚げのレシピがパクリだと言われて誹謗中傷が立て続いたらしい。唐揚げにパクリもクソもあるかよ、と思った。日常を発信しているだけなのに、レシピを聞かれたから答えただけなのに、本当につまらない社会だなあと思ってしまう。それでも発信を続ける宣言をした二人を見て、幸せを切り売りしているように見えてしまった。二人で完結するには抱えきれないほどの幸せがあるから全く顔も知らない人たちに分け与える余裕があるのも理解した上で。羨ましいと思ったり、私は静かに暮らしていきたいなと思ったり、言いながら本当は正直なんだっていい。みんなそれぞれ幸せになろうや。


今日の悪魔は単純にサイズアップしているのかもしれない。何がそんなに不安なの、と問い出したいけれど別に答えはない。とにかく何かと不安なので、仕方がない。早く寝て、明日から暇なく働くくらいしか解決策を知らない。しゃぶ葉の韓国フェアに行こうと誘われたから来週のそれに向けて不安を煮詰めてジャムにしておこ〜。


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