0723 機嫌が取れない

無駄な時間が発生してイライラした。2時間半、打ち合わせという名の傾聴ボランティア。仕事を依頼する気がない人の「まずは顔合わせをしたい」というものにはなるべくお断りをしているのだけれど、よくしていただいている人の紹介で断りきれなかった。きっと1時間で終わるだろうと思い、いざ席に着いたら30分くらいで話も尽きたのでよし帰ろうと荷物をまとめてからが長かった、生返事が続く。ホルモンバランスのせいにしておこう。「すみませんね、長くお引き止めして」と言ってからさらにかばんを漁って本を出してきた時には頭を抱えたくなったので「次の予定があるので」と言って帰ってきた。仕事の話をするというのにパソコン一つ持ってこず、調べ物は全部私のパソコンを使い、液晶に汚らしい手で触ろうとするのもなんだか嫌だった。私は得体の知れないおじさんが普通に嫌いだ。お礼のメールをいただいたけれど、きっと依頼はないのだろうと直感が言っている。予算を調整してまた、という言葉ほど意味を持たない言葉はない。私に対するリスペクトを感じなかったから、私もリスペクトしない。


一番暑い時間に呼び出されて、ダラダラと仕事に関係ない話をされ、お茶の一杯もご馳走してくれず(意地汚いので、こういう時自腹だと余計になんか馬が合わないなと思って腹が立ってしまう)、むしゃくしゃした。マックナゲットとシェイクMを買って家に帰った。15ピース490円。9ピースを私が食べた。


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今日もホルモンバランス。明日会う人たちとの予定を調整するのが億劫すぎて隕石でも落ちてこないかなと思った。仕事じゃないからいいのだけれど、なんだかもう、何もないのに泣きたい気分。後回しにしていた業務をやるけれど気分はずっと上がらない。夜になってビールを飲んで、ビールのシュワシュワが上がっていくのを眺めながらこれを書いている。調子が悪い。


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今回の東京滞在で、オタクをすっぱり辞めようという決心がついた。仲のいい人たちだったけれど、根底の大切なところで価値観に大きなズレがあるとわかって、これ以上仲良くなることはないし、これより一歩踏み込むと嫌いになることばかりだと考えてしまった。とても小さなことだけれど、出会うべくして出会った友人たちとはそういう小さなところがちゃんと噛み合っていたのではないかと思う。逆に、小さな違いを許せない自分が良くないのかもしれないけれど、ちょっとあんまりだよなあと思うことが立て続いたから丁寧にお誘いいただいた現場を断って、xもみんなが忘れた頃にこっそり消して、インスタとTikTokはお金にできるからどうしようかな〜とまだ踏ん切りがつかないけれど、いずれにせよ現場に行くことはもうしばらくないだろう。「最後って決めて行っちゃうと、粗探しばかりしちゃうしね」という相方の言葉に首がもげるほど納得したから行かない。ありがとう推し。最高の3年半だった。

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