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腸が「第二の脳」と呼ばれる理由を分かりやすく解説

最近では有名な話ですが、腸は「第二の脳(セカンドブレイン)」と呼ばれており、健康や美容を管理する上でトップクラスに重要と考えられています。

今回の記事では腸が第二の脳と呼ばれるようになった理由をご紹介します。

1.脳の監視なしに機能できる唯一の臓器

通常人間の臓器は脳からの指令により機能しており、あの心臓でさえ脳からの指令が無いと機能する事ができないが、腸は脳からの指令が無くても独自で機能する事ができる唯一の臓器。

2.1億個もの脳細胞が存在

脳細胞は通常、脳や脊髄、末梢神経に存在しており、その他の臓器には存在していない。
しかし、腸だけは無数の脳細胞が存在している。

3.腸の歴史は脳より古い

生物上、脳だけで生きる生き物は存在しないが、反対に腸だけで存在する生き物は複数存在しており、科学者の中には脳よりも腸の方が歴史が古く腸こそが最も重要な臓器と考える人もいる。

4.腸が脳に感情の信号を送っている

腸には迷走神経という脳神経が存在しており、研究では繊維の最大90%までが腸から脳へと情報を運んでいる事が明らかになっている。

簡単に言うと脳は腸からの信号を感情として解釈している。

5.腸は精神疾患との関連性が深い

人間の気分をコントロールしているホルモンの1つセロトニン。
セロトニンは約90%が腸に存在しており、腸に存在するセロトニンの数で人の気分は決まると考えられている。

6.腸は最大の免疫機関

腸には脳細胞が存在するだけでなく、人体の約70%の免疫細胞が存在している。
この免疫細胞の事を腸関連リンパ組織と言い、外部から侵入する抗原を撃退する上で重要な役割を果たしている。

腸内環境を良くする事は様々な観点からメリットがあります。
別記事にて腸内環境をよくするために必要な事はご紹介します。

最後までご購読いただき、ありがとうございました。

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