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体脂肪を燃焼する共役リノール酸(CLA)とは?

共役リノール酸(CLA)についてはインターネット上に様々な情報がすでに公開されていますが、実際にそういった記事を読むと内容が難しかったり、結局共役リノール酸とは何か?という肝心な内容がいまいち理解できない事が多いと思います。

今回の記事では共役リノール酸の具体的な働きについて簡潔に分かりやすく解説していきたいと思います。

共役リノール酸とは?

簡単に説明すると共役リノール酸とは「体脂肪を燃焼」「筋肉を増強・維持」」してくれる「油」の事です。

体脂肪燃焼なのに油?と思う方が多いと思いますが、人間の体内では作り出す事ができない、「必須脂肪酸」という成分があり、その1つが「共役リノール酸」で、共役リノール酸には脂肪を燃焼する働きがあります。

共役リノール酸の主な働き

①脂肪を分解して体脂肪燃焼
②酵素に働きかけ筋肉の増強と維持
③抗酸化作用による血管疾患の予防・血流促進

共役リノール酸の主な働きは上記①〜③になっており、「ダイエットをしている人」「シックスパックを作りたい人」「引き締まった体を作りたい人」には必須と言えるアイテムです。

【シックスパックの誤解】
最近ではYouTubeなどで「1日○分するだけで腹筋が割れる」と言うような文言で視聴を促すチャンネルがありますが、大前提として腹筋を割ってシックスパックを作るなら腹筋などで筋肉を付けるだけでは絶対に割れません。
シックスパックは腹筋を鍛え、お腹の脂肪を減少させなければ作れないので、体脂肪を燃焼させる事が最重要ポイントとなります。
そして、お腹の脂肪は全身で一番最後に使われる脂肪と言われてます。
上手く脂肪燃焼をさせシックスパックを作るには共役リノール酸が最適と言えます。

共役リノール酸が体脂肪を燃焼する具体的メカニズム①

ここから少し専門用語などが入ってくるので、専門的に知りたい方のみ参考にしていただければと思います。

体脂肪を燃焼するメカニズムとして、筋トレなどの無酸素運動、ランニングなどの有酸素運動をした際、体内でアドレナリンが放出されます。
放出されたアドレナリンはホルモン感受性リパーゼ(HSL)という脂肪を燃焼する酵素に働きかけ、脂肪燃焼を促進します。

共役リノール酸はこのホルモン感受性リパーゼを働かせる事で体脂肪を燃焼するのです。

ホルモン感受性リパーゼ(HSL)は脂肪燃焼と共に筋肉の増強・維持にも関係しています。

共役リノール酸が体脂肪を燃焼する具体的メカニズム②

体脂肪が合成されるのはインスリンという血糖値を下げるホルモンや運動のタイミングなども関係しており様々な要員がありますが、人の体には脂肪を作り出す酵素(リポ蛋白リパーゼ)が存在しています。

食事や運動のタイミングにより、リポ蛋白リパーゼが脂肪を作り出してしましますが共役リノール酸はリポ蛋白リパーゼの働きを抑制する事で脂肪合成を抑える働きがあります。

まとめ

今回の記事では共役リノール酸の主な働きについてだけ記載しましたが、今回の記事だけでも体脂肪を減らしてシックスパックを作りたい人や引き締まった体を作りたい人には共役リノール酸が必要だと言う事はお分かりいただけたかと思います。

もし、まだ共役リノール酸を摂られてない方は是非この機会に試しても良いかと思います!

▼論文データ
『1年間の共役リノール酸補給は、健康的な太りすぎの人の体脂肪量を減らします』

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