1.ツイッター創業物語(ニック・ビルトン)
社会の新しいニーズを突き動かして巨額のお金が動き、事業の成長を喜び合う友情と、会社の経営権を渦巻く権力闘争と、人の複雑な感情が描写されて、どんな事業の裏側にも人間ドラマがあると想像力を掻き立てられます。
権力闘争におけるサービスに関する意見の対立からサービスが進化していく観点も面白い。
2.未来に先回りする思考法(佐藤 航陽)
人は今目の前で起きていることからしか将来のことを考えることができないが、現実は人が認知できないほどの膨大な要素に溢れ、複雑に影響し合って、社会を進化させているとの前提における先回りの思考法がとても学び深い
3.社長失格(板倉雄一郎)
NASDAQ上場を目指すほどの急成長を遂げていたハイパーネットの総額37億円に及ぶ破産の生々しい物語。
外部資本を入れることの重さや、ビジネスにおける人間関係と駆け引き、と成長戦略に伴う人の感情に触れることができます。
4.一勝九敗(柳井正)
ファストリ柳井さんの経営哲学が形成されていく変遷が学び深い。
会社の商売の規模に応じて人の活かした方が変えていく、など自己変革の重要度を考えさせられます。
特に下記の一節が印象深い