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SNSをやめた。

と言っても、もともとTwitterしかやってなかったが。
何かきっかけがあったとするならば、この自粛期間だ。

私は「誘われたらとりあえず行く」人間だった。
いろんな人たちと話すのは楽しかったし、日々のストレスの解消でもあった。

最初は「みんなに会えないなんて耐えられない」なんて本気で思っていたが、
そんな心配は無用だった。
「みんな」って、本当に一握りに過ぎないことに気付いたのだ。
私の頭に浮かぶ人たちは、私が想う本当に大切な人たちで、
気付いたら自分から連絡をしていた。

では、Twitterにいる「みんな」は、果たして私の大切な人だろうか?
「地元が一緒で」「大学時代の知り合いで」なんとなく繋がっていたヒトタチ。
繋がっていると、なんだか安心した気でいた。

私は自分自身に問いかけた。
「今後、自分から連絡したいと思える人は、この中にどれだけいる?」
「このヒトタチの近況を見て、自分に何か良い影響がある?」
片手も埋まらなかったし、答えはもちろんノーだ。

人の投稿を見て、「羨ましいな」と思ったり、
「どうしてこんな愚痴ばっかり」と嫌気が差すこともあった。
そんな感情、少なくとも私の人生には要らない。
誰かを羨んだり、哀れに思うくらいなら、
自分や自分の周りにいる本当に大切な人を幸せにする方法を考えたい。

Twitterをやめたら、とてもスッキリした。
暇な時間になんとなく見ることもなくなり、読書をする時間が増えた。
今まで気が向かなかったことに、興味が出てきた。
自分と、自分の大切な家族との将来を考えることが楽しみになった。

この自粛期間が終わり日常が戻ってきたとしても、
私はもう私の好きな人たちにしかお金も時間も使わないと決めた。
自分と、自分の大切な人たちが幸せであれば充分なのだ。





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