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【保存版】ドイツでフリーランスビザ申請【準備編!】

はい!この度・・・

無事2年間のフリーランスビザ を取得いたしましたぁ!!!

本当はワーホリビザも7月末まであったのですが、
これで再来年の3月まで欧州に合法的にいられる権利を自力で得ました。

エージェントを使わずに、
ネットの情報と友人の助けだけで、
1ヶ月で準備を完了した、

私のビザ取得までの記録を残します。

ちなみにあるベルリン在住女性には
「エージェントをつけないと無理だよ!」
とはっきりと言われていました。

私も最初は面倒だしエージェントにお願いしたいとも思いました。
それでも丁度出会ったばかりの友人がエージェントなしでちゃんとビザを取得しているのを見て、私も自力で頑張ることにしたのです。余談ですが。

ベルリンでフリーランスビザを取得したいと考えている方の
お役に立てればと思います!

※2020年3月現在の情報です。情報はいつ変わるかわからないので必ず申請の際は自分自身でもご確認ください。


予約するまで

1月に会った友人に
「12月に予約取ろうとしたけど4月しか空いてなかったよ!」
と言われて焦った私はすぐに予約手続きを。
あれ?普通に3月空いてる!
ということで最速の日程を予約しました。

こちらのページから予約をしました。
私の場合は1月末に予約して3月中旬だったので、ビザが不安になりそうな時期の2〜3ヶ月前に予約を取っておくと安心だと思います。

私はもしものことを考えて、ビザが取得できなかったときには再度予約できるように早めに取りました。
(心配性なもので・・・)

とりあえずこれで予約完了です。

必要書類を確認する

私は必要書類を確認する際にこちらのブログ記事を参考にさせていただきました。
とてもわかりやすいです!

こちらのページでは以下のようになっていました。

① 有効期限内のパスポート
② 証明写真(横35mm×縦45mm)
③ 申請書
④ 資金計画書
⑤ 収入見込み書
⑥ 履歴書
⑦ 大学の卒業証明書(大学卒業者のみ)
⑧ 健康保険
⑨ 住居の契約書

実際には外人局に予約を取ると、必要書類の一覧がメールで送られてくるので英語が読める場合には問題ないかと思います。

Documents required
Valid passport
1 current biometric photo
the form ?Antrag auf Erteilung eines Aufenthaltstitels" (Application for Issuance of a Residence Permit)Only required for first-time application
Financing plan Revenue forecast
Regarding artists and language teachers: Proof of other regular income
If you want to work on a fee basis: Letter of intent for the collaboration
Fee contracts
Curriculum vitae
Professional permit
Health insurance
Lease or proof of home ownership Original
Rental cost / expenses for property
Adequate pension plan (only if you have already completed the 45th
year of life)
Proof of main residence in Berlin

抜粋ですが、参考までに。
これで必要書類をまずは確認し、準備できることから始めることにしました。

ちなみに私は2月中旬から準備を始めましたが、実際に本気を出したのはビザ申請の1週間くらい前だったと思います。
(書類整理、苦手です・・・。)


住居に関する書類

こちらはベルリンで住居登録をしている人は必ず受け取れるので安心してください!

と、言ってもまずは住居登録をしないといけないんですけどね…。
これがなかなか面倒なんです。
何が?って、予約したくてもタイミングによっては全然空いてないんです!

これについては詳しく書くと長くなりすぎるので割愛します。
ぜひこの記事を読んでみてね。(友達です。ウフフ)

とりあえずこの下のページから予約できます。

住民登録が可能な住居であれば住居の契約書も、もちろんオーナーから受け取れるはずなので、それを無くさないようにしましょう。

私は12月に現在の家に引っ越したのですがイタリアに帰っていたこともあり住居登録はかなり遅れて1月末になってしまいました…!
本当はダメらしいので気をつけてください。
何ならこのビザ面接の予約してから慌てて登録しに行きました。(汗)

とにかくこれで
<住居登録の紙>
<住居の契約書>

の準備が完了しました。


契約書の準備

フリーランスで働いている方はもちろん契約先があると思います。
どの業種でも「フリーランス」として名乗るためには、一応(笑)仕事をしている必要がありますよね。

私の場合は現在YouTube向けのシナリオライターとして日本の会社2社からの契約をいただいています。
しかし、申請書にもはっきりと明記されていますが、このフリーランスビザの申請のためにはドイツに拠点を置く2社(もしくは2名)からの契約書(もしくは雇う予定ですよ〜みたいな書類)が必要です。

私はドイツに契約なんてまだありませんでした。
ここが最初、私が一番難しいかもしれないと感じた点です。

まずは日本の会社2社に契約書を英語で作成して、担当者の方にサインをいただきました。

英語で契約書なんて作ったことなかったので、ネットで検索してそれっぽいものでまとめました。

こちらの記事を参考にして作成してサインをもらいました。
それっぽく会社のロゴを入れてもらったり、協力してもらうことができて本当に感謝でした。

これで
<日本の会社からの契約書>
の準備ができました。

次にドイツ国内での契約です。
私は先述しましたがドイツ国内での雇用も雇用予定もありませんでした。
(これからビザ更新までには頑張りたいんですけどね。。)

しかし、幸運なことに会社を経営している友人と、カメラマンとしてブログ運営をしている友人がいました。

その二人に協力してもらって契約書のようなものを作成。
こちらはドイツ語で作成しました。

<ドイツ国内の会社・個人からの契約書>
を準備できました。

しかもこの友人はTwitterの繋がりで出会った方々なので、本当に貴重な出会いでした。

これで私は<合計4枚の契約書>を入手しました。


履歴書・カバーレター等

履歴書はドイツ語で書くとかなり嘘くさくなるなと思ったので何も気にせず英語で作成することにしました。

最近は履歴書作成ツールがたくさんネット上に存在するので、便利な世の中になりましたね。

私が実際に使用したのはこちらです。

これまた私が参考にしていた別の方のブログで紹介されていたものです。
ブログはこちら。

<履歴書>の準備が完了です。

カバーレターはいらないかもと思ったのですが、
私が何をしているのか、
どうしてベルリンにいたいのか、

何も履歴書に書いていないと気づいたので(笑)
とりあえず無理やり足しておきました。

ドイツと日本を文章で繋げる架け橋になりたい
みたいなかっこいいこと書いた気がしますが、実際には別にそんなに読まれていませんでした。

<カバーレター>の準備が完了です。

次に大学の卒業証明書と成績証明書は去年すでに英文で作成依頼をして取得済みでしたのでそれを用意。
PDFで保管しているので印刷で完了と言うイージーさでした。
必要な時が来るかもしれないので、保管しとくといいですね。
その時によっては有効期限があるかもしれませんが、今回の場合は特にありませんでした。

<大学の卒業証明書>の準備が完了。

ちなみに私は語学学校講師など証明書が必要な職種ではないので他に証明書等は特に必要ありませんでした。


お金関係書類

必要書類に挙げられている
資金計画書
収入見込み書

と言うのは文字だけ読むと
「なんか大変そう・・・」
と思うかもしれません。

かく言う私も最初はめんどくさそうだと思って作成を後回しにしました。

しかし実際には薄っぺらい紙1枚ずつで書式はネットからダウンロードできます。
ダウンロードできるページはビザ面接を予約した際に送られてくる必要書類の載ったPDFに全て記載があります。

<資金計画書>
→貯金や所有する不動産などがあれば記入。
大体の人は貯金を記入するだけでいいと思います。
私は一応12,000ユーロを記載しましたが、知り合いの話では3000ユーロあればなんとかなると言うことでした。
(ただの聞いた話なのであてにしないでください。)

<収入見込み書>
→3年間でどれくらい収入が上がるか?
税金はどれくらい払う予定か?のような項目を適当に記入しました。
友人に実際に提出したものを事前に見せてもらったのですがほぼ空欄でした。
特に問題なかったそうです。(笑)
私は心配性なので無駄に細かく書いてしまいましたが、これまた別に見られていませんでした。

資金計画書に書いてある貯金の金額を証明するために、必要書類には書かれていませんが残高証明は必要だと思います。

しかし私の貯金はまだ日本にあります。
しかもイオン銀行なのでネット上で英文履歴書を出すなんて高度なことはできません。
と言うことで仕方ないのでそのまま日本語で取引の印刷ページを印刷し、付箋でユーロ建ての金額を記載して提出しました。
(数秒で剥がされました。笑)

合わせてドイツに移してあった貯金の残高証明書を印刷。
N 26と言う銀行を使っていますが、一瞬で印刷できました。便利。

不安だった私は一応ペイパルの残高と取引履歴も持って行きました。
(契約中の1社がペイパル支払いのため)
取引履歴はその場でよけられたので不要だったようです。

とりあえずこれで
<資金計画書>
<収入見込み書>
<残高証明書類>

の準備が完了しました。


証明写真

これはもう街中にある日本と同じような証明写真スタンドで撮れます。
デジカメで撮ってドラッグストアで印刷ということもできるようですが、私はサイズのミスなどを考えると不安だったので、証明写真機で撮影しました。

6ユーロで2、3分で完了するので簡単です。
ビザ面接の際偶然出くわした友人が、写真の背景が青色だったことでもう一度撮りに行かされていました。

外人局の中にも証明写真機はあるので大丈夫だったようですが、不安な人は白背景で事前に準備しましょう。

<証明写真>を入手しました。


健康保険について

私が今回一番大変だったのが、何を隠そう<健康保険>です。

私はケアコンセプトのケアカレッジコンフォートと言う、ワーホリ向けに様々なブロガーさんが推奨している保険に加入しています。

と言うか7月末まではワーホリビザがあるのでその保険も効力があります。

しかし本当はフリーランスビザの申請には、「ドイツ国定保険」が必須なのだそうです。(面接担当官に言われました。)

私は焦ってTKとAOKにコンタクトを取りましたが、、日本にしか安定した雇用のない私は入ることができませんでした。

そのため一応、ダメだとはわかっていたのですが
「TKに申し込んで結果待ちですよ〜」
みたいな書類とTKからの受付確認のメールを持参しました。

これについては突っ込まれたので【当日編】で記載したいと思います。

ケアコンセプトで大丈夫と書いている方もいるし面接官次第では突っ込まれないかもしれないのですが、私の感覚では次回までには必ずなんとかしたほうがいいなと感じました。(心配性なので)

<ケアコンセプトの保険契約書>をとりあえず準備しました。


その他に用意したもの

・ドイツ人の友達からの推薦状2枚
必要だったかはわかりませんが、念の為。
ドイツ人の友人に私の人柄やドイツ語、ドイツ文化に対して積極的に学ぼうとしているようなことを書いてもらいました。

・ポートフォリオ
自分のポートフォリオサイトのページを印刷したものと、実際に作成したYouTubeのページと閲覧人数がわかるものを持参しました。

ちなみにこちらです。かなり不十分な状態です。笑 まだ未公開の状態なので多めに見てください。

それくらいかな・・・。

参考にしたサイトまとめ

以下のブログ記事は申請の上で参考にさせてもらいました。みなさんわかりやすくまとめていて素晴らしかったです。

http://bemyexx.com/berlin_life/berlin_freelace_visa_interview/

ついでにお世話になっているカメラマンさゆりちゃんのブログも宣伝しておきます。ドイツやカメラの情報満載です。ちなみに見出しの写真はさゆりちゃんが撮ってくれました。素敵です。

助かる記事ばかりでした。お世話になりました!


まとめ

長々と読んでいただきありがとうございました。

こうして思い返すと実際には1週間くらいの準備ではありましたが、本当にたくさんの友人たちに助けられて準備ができたのだなと感じます。

たくさんの人に支えられて、私は今ここに生きることができている!

とりあえず私がビザの申請準備をするにあたって、
「これが知りたかったな〜」
と感じた内容をまとめました。

今後も思い出したら加筆するかもしれませんし、当日編も投稿予定です。

ベルリンでフリーランスビザ申請は・・・
書類の量はかなり多いけど、
実際には自力でもなんとかなる!

と言う結果になりました。

ご協力・応援くださった皆様本当にありがとうございました。
この記事が誰かの助けになりますように!

A M Y

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