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クルタ族、幻影旅団、ツェリードニヒ、シーラの因縁について

考察(妄想)していきたい。

まず、幻影旅団とモレナ一派の対比で起きたことを類推します。

幻影旅団とモレナ一派。
ノブナガは二線ものであるモレナ率いるエイ=イ一家が自分たちと似てると言います。
どこが似てるのでしょう。

この糞溜めみたいな世界を壊すというモレナ。
378話
沢山殺すというクロロ
第397話

似てるとするとこの辺りかなぁと思います。
また類似性を否定するフィンクスにノブナガは最初はこうだった、と言います。
つまり、今は違うと言うことになります。いつ、何がきっかけで変わったのでしょう?

私は流星街において『直接』人攫いをした者たちを殺しきった、ということじゃないかと思います。しかし、そんなことじゃ世界は変わらなかった。だから多少大人びた。よって、復讐は『一応』完了済み。
この直接報復はヨークシン編前には完了してると思います。

サラサの敵討ちを今にも始めようとするウボォー。
第397話
ヨークシン編前の旅団。命じてくれ団長ぉ…!
第71話

もしサラサ関連の報復、人攫いの報復が済んでないのなら、ここにその言及があってもおかしくないと思います。
それに、もし完了してないなら、オークション品の強盗よりもまず先にサラサ関連の報復を優先してると思います。

よって、ヨークシン編前にサラサ関連の報復は一応完了済。

で、このヨークシン編では、ウボォー、パクノダという初期メンが死亡し、(過去編などを見るに初期メンには初期メンこそが大事なのだと分かります。)

最後にはパクノダの想いがのったメモリーボムが打ち込まれます。

よって、団員の心境の変化は、僕の予想では、流星街の住民を攫った、直接手を下した連中への報復は済んだ。(団長以外は。理由は後述)
しかし世界は変わらなかった。
これにより、メンバーは多少大人になった。
その後も最初に掲げた信念でもって、手段が目的化した実は壊れた人形状態になりつつあった彼らは、イリーガルな連中相手を中心に、暴れてきた。
その過程でヨークシンシティ編があり、その中で初期メンが死に、メモリーボムを打ち込まれ、我に返り、いよいよ大人びた心境になった。

こんなところかなぁと私は思います。

で、クルタ族虐殺についてですが、当然、シーラが鍵になっていると思います。

で、思考の過程をすっ飛ばして言いますが、やはり私もシーラが流星街の人攫いに一枚噛んでいて、かつ、クルタ族虐殺の引き金になっていると思います。

そんなシーラが現在持つ要素は……
・ディノハンターの本
・ハンターになりたい
・よく転ぶ(わざと?)

くらいです。

こっからより考察というより妄想の類になります。
考察(笑)の論拠は団長が気に入ってたからな、と、第0巻の話の流れしかないです。

下記予想です。

1.シーラは流星街生まれの人物ではなく、外部の人間である。
2.彼女はパリストンの息がかかった人物(というか傀儡)である(大胆予想)
3.ディノ・ハンターの本は半強制型操作能力を持つ魔本である。その本を読み、魅せられた人物は『何が何でも』ハンターになろうとしてしまう魔本。タイソンの教典&闇のソナタ的な希少物(さらに大胆予想)

流れ。
パリストンがディノ・ハンターの本を置く。(本に魅せられた人のうち、優秀な人物はパリストンに辿り着けるような仕掛けを本に施しておく。ハンター試験予選みたいな仕掛け)

読んで魅せられたシーラはパリストンを尋ねる。

パリストン(プロハンター)「ボクが君をハンターにしてあげます」

シーラを非合法な任務につけさせる。

ここでパリストン経由でツェリードニヒを紹介される。

ツェリからの依頼。流星街からの人攫い。(しかしシーラは攫われた人がとうなるかを知らない)

シーラ流星街へ。

サラサと仲良くなる。この場に残る言い訳として怪我をし続ける。
一方で流星街の警備の隙を教えて人攫いを続ける。

しかし、最後にはサラサが犠牲になってしまう。猟奇殺人はツェリが1枚噛んでる。

サラサ頭部のメッセージ。(これツェリのメッセージなんじゃないかなぁ。死んだこと以上にメッセージがクロロに衝撃与えてたような気もするし)
ここに実はシーラの関与を類推できる書き込みがあったんじゃないかとも思う(当然このメッセージはクロロしか知らない)

しかしこの時点ではシーラが自主的にやってたのか、無理強いさせられてたのかは分からず、クロロは動かなかった。

そうこうするうちにパリストンのもとに戻るシーラ。

二度とあんな任務を依頼させるなと要望。

再びパリストンのもとで働いているうちにまたツェリからの依頼がくる。

今度はクルタ族を発見してほしいという任務。

いると思われる場所に行く。

しかし、クルタ族の森は念で守られていて、クルタ族へ遭遇するために入ろうとすると、辿り着けない。もしくは、行く手を阻まれる。

するとクルタ族の集落のほど近くで、クラピカとパイロに会う。

・なぜ何度も怪我をしていたのか。

1、クルタ族の集落の場所を執念深く聞き出そうとするがクラピカとパイロも聡明で肝心なところは口を割らないため。(この場合、割らせるための時間稼ぎ)
2、それともディノ・ハンターの本は実際に読んで魅せられることが操作する鍵だから、言葉を教えるために待った。(この場合、言葉を教えるための時間稼ぎ)
3、裏でクルタ族の村に近づこうとしていた。しかし村の周囲に念トラップが仕掛けられていて、何度もかえりうちにあっていた?(そのために怪我をした)


とはいえ、このままではクルタ族の村の場所を明かせないので、ディノハンターの本を渡す。
この本を読んで魅せられたものは必ずハンターになろうとする。必然、村の外に出ていくことになる。

魅せられたクラピカが時限爆弾だった。
クルタの村に張られた念結界の制約と誓約は、『クルタ族』の所在が明確にバレないこと(サラサはクルタ族の過去の目撃情報の変遷などから場所を類推した)、のため、クラピカの存在がバレれば念結界は無効化される。

かくしてクラピカは村の外でクルタ族だとバレ、外敵を追い払う念結界が解除されクルタ族の集落へ行けるようになる。

よってクルタ族への襲撃は可能になるが、とはいえクルタ族は強いので(実際に戦って知ったかは不明)

クルタ族がお宝であるディノ・ハンターの本を持っていることを世間にバラし、かつてシーラが持っていた、かつ復讐の過程でやはりシーラが積極的に人身売買に参加していたことを知ったクロロはシーラの事情を明かすために襲撃にいく。
(※この情報を流したのはツェリならシーラ死亡ルートに入り、シーラならシーラ生存ルートに入る)

だが当然、クルタ族はシーラのことなどパイロ以外知らず、パイロを守るためか、もしくはクラピカが大事にしてるディノ・ハンターの本を守るために戦う。

仲間を守るために戦って強かったので団長はいたく気に入った。(シーラの関係者疑惑は戦いの中で誤解とわかる)

第83話

こうしてクルタ族の戦闘員が軒並み戦闘不能になっているところにツェリとかモレナか、とにかくツェリの息がかかった連中が現れ、クルタ族を殺し、幻影旅団に罪をなすりつけた。


団員たちも自身の襲撃のあとクルタ族が虐殺されたことも、罪をなすりつけられたことは知っているが、自身が戦闘員を潰したあとの事件、引き金を引いたのは自分たちなので否定しないでいる。
ディノ・ハンターの本は団長が回収した。
(クラピカがディノハンターの本持ってないことが気になるんですよね…。形見として持っててもおかしくない気が。あとシーラの顔がパリストンと似ててなんとなく悪役顔に見えるのも気になる。パリストンとシーラの関係の着想はここからです)

で、!

《ツェリが情報を流した場合》

その後、まさかクルタ族の所在を明かすことが、こんなにも凄惨な事件に繋がるとは思っていなかったシーラが、ツェリに反抗。これによりシーラは生凄惨な死を迎え、ツェリ「俺が嫌いなのはうそを吐く女だぞ」となる。(だとしたら念獣、シーラが原型だけど……)

その後、クロロはダークウェブで流れたシーラの姿に、何が起きたのかを悟り、

1.そこで復讐は終了。完全に偶然でBW号に乗り込んだ。(こっちの方がありそう)

2.シーラの真相を知るべく動画の投稿主、すなわちツェリードニヒを裏ではターゲットにしていた。
しかしガードが固くたどり着けなかったのだが、今回BW号に乗るというので、シーラの死の真相を明らかにしようとBW号に乗り込んだ。(こっちはあまりなさそう)

《シーラが情報を流した場合》
→超極悪人としてシーラが作中に出て来る。
 この場合、流星街の人攫いにも罪の意識はない。

みたいな。

あと、団長はシーラが鍵だと気づいたので、念能力はシーラがディノ・ハンターの本を携帯してたように、本型の念能力となった。みたいな後付けも出来そう。
シーラを殺すまでは止まらん、的な。

で、船内でツェリ(&シーラ)をボコったら、シーラ回想シーンで、裏にパリストンの影が出てきて、話はジンVSパリストンに戻る、とか。

以上多くの人が考察してるので私も妄想してみたた次第です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
連載再開を楽しみに待ちます!!
では!!

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