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Disney+:ディズニー社員に密着したドキュメンタリー制作へ


アメリカでは今年11月にディズニー独自の動画ストリーミングサービス「Disney+」がスタートします。過去のディズニー、ピクサー、マーベル作品の他に、昨年買収した20世紀フォックスの作品もストリーミング予定です。さらにDisney+オリジナル作品の制作も発表、Huluもディズニー傘下なので、コンテンツ力としては敵なし状態かと思いますが、ライバルのネットフリックスに立ち向かうためには、より豊富なコンテンツをラインナップする必要があります。

Disneyは新ドキュメンタリー・シリーズ「One Day at Disney」に関する情報を公開しました。5月31日にカリフォルニア・ディズニーにオープンしたばかりの『スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ』で美術とキャラクターの設計を担当したEric Bakerや『アラジン』のジーニーを生み出したアニメーターEric Goldberg、Marvel Studioのビジュアル面の責任者Ryan Meinerdingなどの裏方が紹介されるドキュメンタリーシリーズです。

「ユニークで驚くような仕事を担当しているディズニー従業員らに詳しく密着するエキサイティングなシリーズになる」とプレスリリースで述べており、ディズニーファンであればハマること間違いなく、各エピソード短時間で構成。Disney+にとってみれば理想的な埋め合わせになる内部コンテンツの第一歩という位置付けになるでしょう。

世界的に見てSVOD(サブスクリプション型ビデオオンデマンド)市場は、ますます拡大しておりDigital TV Researchの予測によると2018年から2024年にかけての市場成長率は91%、約4億6200万アカウントが追加されると考えられています。

2024年のSVOD市場占有率予測は
• ネットフリックス:23%
• アマゾンプライムビデオ:13%
• ディズニー+:8%
• アップルTV+:1%
• 中国市場向けSVODサービス:30% (上記4社は中国市場にはサービス提供していない)
と言われています。

しかしこのリサーチにはワーナー・ブラザースグループが2020年に始める独自のストリーミングサービスのHBO MaxやNBCUniversalのストリーミングサービスは含まれていません。HBO MaxはバットマンなどのDCシリーズ、ゲーム・オブ・スローンズやフレンズなどの強力コンテンツが揃っており侮れません。

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