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「玉子焼 てんしん」ふわっふわの玉子焼。これは黄色くて丸い天使だ

山陽電車「東二見駅」降りてすぐ、静か〜な駅前にある「てんしん」。
知り合いが勧めてくれていたのを思い出して、行ってきました。

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一瞬中華屋さんと見間違いそうな外観にちょっと心細くなりつつ…
看板には「玉子焼 お好み焼 てんしん」と書いてあったので、お店の扉をガラガラと開けました。
あ、ここでは「玉子焼」と書いてありますね。さすがローカル店。

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開店とほぼ同時に入りました。が、すでにフル稼働している。なんだこれは。
テーブル3卓の小さなお店で、おばちゃん4人もいるのにてんてこ舞い状態。
連休の日曜なのもあって、持ち帰り注文の電話がひっきりなし!
おぉ、めちゃめちゃ地元に愛されている…!

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メニューは玉子焼・特上玉子焼があり、他にはお好み焼、そば焼もあります(明石では焼きそばを「そば焼」と表記しているお店が多い)。

「特上」の玉子焼は何が違うのか、とお店の人に聞くと、卵の量が違うそう。
卵が多い方が固くなるようだけど、名前にテンションが上がるので「特上玉子焼」を注文。


焼けるのを待つ間も電話が3分に1回くらいかかってきている。
電話が鳴り止まないのはJ-popの歌詞上だけだと思っていたけど、
「てんしん」の電話も鳴り止まない。


おっ、お店の人が明石焼を板に乗せた。
来たぞ来たぞ。
特上玉子焼がやってきました。ねぎをたっぷり入れた器と、だしの徳利もご一緒に。

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さて、一口食べますと…


ふわっっふわ〜〜〜〜〜〜!!!!
黄色くて丸い天使が口にいる。
そんな例えをしたくなる、ふわふわの玉子焼。
まずはおだし無しで食べてみてください。

これは箸が進みます。あー、美味しい。
生地はあっさりめ、おだしは鰹の風味です。

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「おねーさん、ソースもつけてみてな」
焼いているおばちゃんからエールが飛んできました。
明石焼にソース?と思ったけど、生地があっさりしているので、ソース合いますがな。
甘口辛口お好きな方どうぞ。

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とにかく出てきたら速攻で食べるべし。ふんわり天使の明石焼。
冷めてくるにつれ、ふわふわの魔法が消えていきます(そしたら今度はおだしにつけて、ねぎ乗せて味チェンジ!)

15個入りですが、生地がふわふわで、どんどん食べてしまう。止まらない!
あっという間に全部食べちゃった。



一応お店のおばちゃんには「写真撮って、ネットとかに上げてもいい?」と一応確認を取っておきました。
「どーぞどーぞ!私らそんなんわからへんから、どんどんやって!」と、気持ちのいいお返事。明るい店長。



特上明石焼、15個入り530円也。
創業53年目の飾らない老舗でした。

うん、明石はいいところです。



(後日談)
中華屋さんっぽい店構えの謎が解けました。
東二見が地元のイトウさん曰く、この看板のところは天津甘栗の売り場だったという。
なんとここで栗が機械でゴロゴロ回っていた。

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な る ほ ど ーーーーーー !!!!
それで「てんしん」。看板と店名の謎が解けてスッキリ爽快。


#ふわふわの明石焼
#ソースが合う明石焼
#15個入り
#お好み焼とそば焼もあるよ
#とにかく熱いうちに食べて
#店構えが中華っぽいのは甘栗売り場の名残
#地元の支持がすごい

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