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彼らの進化。「今」を表現する音楽

みなさま、こんばんは。
お久しぶりです。きいろ。です。

1ヶ月ぶりの更新となってしまいました。(大反省)

私事ですが、部署移動をしまして、今まで営業をしてたのですが、事務へと変わりまして。
日々PCと向き合い、眼精疲労に悩まされる日々を送っております……

さて、個人的な話はその辺にして。


今回は、GWでシャッフルチャレンジをしたバンドに焦点を当てていこうかな、と。
簡単にいうと、好きな曲の好きなとこを書きます。笑
(気まぐれ更新予定なので悪しからず)


〈ASIAN KUNG-FU GENERATION〉


「アジカンでどの曲が好き?」

この質問の回答で、その人がどういうテイストの曲が好きなのか、ざっくりわかる。
というような話を、大学時代、友人がしていました。


ちなみにその友人が挙げていたのは、『未来の破片』『遥か彼方』『電波塔』


そして、その話をした数日後、別の友人に、アジカンで好きな曲何?と聞いてみたのですが、
友人Bが挙げたのは、『江ノ島エスカー』『腰越クライベイビー』『新世紀のラブソング』
友人Cは、『迷子犬と雨のビート』『転がる岩、君に朝が降る』


今改めて挙げて見ても、なるほど。と言ってしまうような曲チョイスです。
最初に友人が言っていた説はわからなくもないですよね。


何が言いたいかというと、
アジカンって、いろんなテイストの曲を生み出してるバンドなんです。


『未来の破片』や『遥か彼方』なんかは、それこそアジカンの初期曲たちです。
アルバムでいうと、「崩壊アンプリファー」(’03)「君繋ファイブエム」(’03)の曲たちですね。
ここ辺りの曲は、初期曲とだけあって、全力投球のような、熱量と衝動が伝わってくる曲が多いです。いい意味で荒削り。
ギターがジャカジャカと鳴る。これぞロックでしょ。というような、ライブハウスで爆音で聴きたい、まっすぐな楽曲。

『江ノ島エスカー』や『新世紀のラブソング』、『迷子犬と雨のビート』は、初期の頃のまっすぐな衝動、というよりは、静寂の中での衝動、というような、心の奥底で震える感情を表した曲たちのように感じます。
アルバムでいうと、『サーフブンガクカマクラ』(’08)『マジックディスク』(’10)。
初期の楽曲が、インディーズバンドのような、自分たちが一番かっこいい!という自信に満ちた情熱、であったならば、この辺りの楽曲は、自分たちが一番かっこいいけど、他の人たちも多様でかっこいい!というような、
簡単にいうと、大人になったね、みたいな曲が多いな〜と思います(何様)

この辺りの曲を聴いて思うのが、単にバンドサウンドだけの表現ではなく、音楽という大きな軸として表現しているな、というのを感じます。
『新世紀のラブソング』ではキーボード?の音が入ってますし、『迷子犬と雨のビート』なんかは、管楽器が大きく目立ちますし。
(確かトリビュートか何かのコメントで、この曲は、みんなのうたで流れるようなイメージで作ったとかなんとか書いていた気がします。ちなみにトリビュートでは、シナリオアートがこの曲を歌ってます。)
多様な表現方法を会得した、みたいな。


ここまで挙げていくと、初期の完全バンドサウンドから、明るいポップ寄りの楽曲へと変化していったのかな、と思うのですが、
私は、時代による楽曲変化、とは思えないんですよね。
確かに、最近のアジカンの楽曲を聴くと、完全に新生アジカン!みたいな、初期の衝動を感じない曲が多いんですが、、アジカンに対しては、「昔と比べて変わった」という感覚にはならないですね。
よく、「昔の方が良かった」なんて言われるバンドがあるかと思いますが、そういうバンドの曲って、初期と今の曲を聴き比べると、別のバンドかと疑ってしまうかのような圧倒的変化がありますが、アジカンは、それとは違うんですよね……


アジカンはどちらかというと、
「変化ではなく、進化。」


当たり前かもしれませんが、今までの楽曲たちすべてが彼らの歴史として刻まれていて、そこで歩みを止めるのではなく、新たな道を自ら切り開いていく様が楽曲たちから伝わってくるのです。


こんなことを言ってもいまいちピンとこないかと思いますが、
彼らの進化が顕著に表れているのが、2004年に発表された2ndアルバムである『ソルファ』を全曲再レコーディングして発表した『ソルファ(2016)』


時代の変化、レコーディング環境の変化、いろんな変化があっての作品だとは思いますが、すごく、彼らの今(と言ってももう4年も前なので、、当時の今=2016年という意味です。)を表しているアルバムだな、と。
同じ曲なのに、アレンジが変わるだけでこんなにも楽曲が色付くのか、と驚きました。

どっちがいいとか、そんなことは一切思いませんし、考えたこともありません。
だって、どっちも彼らの音楽で、彼らの「今」が表現されている作品ですから。

ライブレポでも書きましたが、アジカンが世代を超えて愛される理由がそこにあるし、彼らの魅力でもあるのかな、と思います。
そしてライブを思い返すと、お客さんが自由に音楽を楽しむ様子が本当に素晴らしい平和空間でした……
また行きたいなぁ……


そういえば、友人Bとアジカンについて話した時、友人は『サーフ ブンガク カマクラ』がアジカンの中で一番好き!一番の名盤だ!と熱く語ってくれました。
懐かしいなぁ。
私は、アルバムでいうと、『ワールド ワールド ワールド』が好きですね。これこそアジカンの名盤だと思います。(友人に対抗して熱く語った記憶があります笑)
曲構成も含めて、始めから終わりまで、1つの作品として完成しているので、このアルバムはシャッフル再生せずに、1曲目から順に聴くようにしてました。

みなさんは、アジカンだとこのアルバムが名盤でしょ!!!っていうものありますか?
私は頑なに『ワールド ワールド ワールド』を支持しますが!笑



と、ここまで書いて、

冒頭で「好きな曲の好きなとこを書く!」と言っていたのに、好きなとこどころか、好きな曲すら紹介していないことに気づきました。笑
なので、次回は、引き続きアジカンについて書いていけたら、と思います!


先にいうと、
私のアジカンの好きな曲No.1は、「ムスタング」です。
(もっというと、「ムスタング mix for 芽衣子)」が好き)

ランキングをつけようとも思ったけど、なんせ好きな曲がたくさんありますし、その曲たちに順位なんてつけれない、、、
ということで、何曲か挙げていければと思います。
次回、お楽しみに(?)



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長らくnoteを更新できていませんでしたが、その間にも、いろんな人が私のnoteを読んでくださったみたいで、本当に嬉しい限りです!(通知が来るたび嬉しさに満ち満ちていました◎)


あと、話は変わりますが、最近ワイヤレスイヤホンを新調しまして。
音楽聴くのが一層楽しい!!!
ちなみに買ったのは、有線の頃から支持してた「JVCのXX」
低音重視の他メーカーのイヤホンも視聴しましたが、XXシリーズの低音はもちろん、音バランスがすごく好きなので、XXに勝るものはないなぁ〜とホクホクしながら音楽を堪能している次第です。
というどうでもいい話………笑




きいろ。


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