私はどう生きればいい?宇宙飛行士「秋山豊寛さん」をきっかけに進んだ道
就職をせずに大学を卒業した私。
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「自分のことは自分で選べるし、世界は優しい。私は絶対大丈夫。」
そう確信を得た私ですが、就職が決まらないまま大学を卒業し、その時点では自分のやりたいこと、進む道が全く見えていませんでした。
春。
大学を卒業後、生活費を浮かせるためにとりあえず地元の実家に戻り、カフェでアルバイトを始めました。しかしそれは「やりたいこと」とは全く違っていて…
悶々とする日々が続きました。
「自分のことは自分で選べる、この人生が嬉しい。なのに、何をやればいいか分からない。人生を、何に使えばいいか分からない!」
そんなある夜、私は偶然一つのテレビ番組を目にしました。
それは、『世界ふしぎ大冒険!』という、TBSが過去60年間に放送した貴重映像を厳選した特番。そこでは、
日本人で初めての宇宙飛行した、秋山豊寛(あきやまとよひろ)さん
について特集していました。
TBSの記者であった秋山さん。彼は、宇宙にジャーナリストを送る「宇宙特派員計画」の宇宙特派員に選ばれ、1990年に宇宙に飛び立ちました。この時、彼は日本人で初めて宇宙に行った人物となったのです。
彼は地球への帰還後…
「大気の薄さに驚いた。」
「地球が、まるでそれだけで命の塊のようだった。」
と宇宙での体験を語りました。
私は、彼の言葉に無性に心惹かれました。
そして私が特に衝撃を受けたのは、
彼が地球から帰還したその後の話です。
えっ!宇宙に行ってきた人が、帰ってきて農業を始めたの!?
イナヅマが走りました。
こうして私は「農業」というものに興味を持つようになったのでした。
宇宙に行ってその目で地球を見た人が、帰還後、農業を営むことを選択したということは、人間がいずれは突き当たる
“我々はいかに生きるか”
の問いに対してのリアルな答えが、農業にあるんだ。私はそう感じました。
目指すべき具体的な職種や業種は、とんと見当がつかなかったものの、この時の私には、生きる上で心に抱いている問題意識がいくつかありました。それは、
・地球環境問題をどう改善していくか
・人間を含むすべての生き物が、どうすればより幸せに生きていけるか
・人間が精神的にいかにリラックスして生きていけるか
言葉にするときれいごとでしかないし、クサい感じもしますが(笑)。。。
私は真剣にそれらについて考えていましたし、それは今でも変わりません。
農業に従事しようとは微塵も考えたことがなかったけど、宇宙に行った人が選んだのならば、きっと農業は良いことなんだ。
きっと農業には、何か大切なものがあるんだ!
そうひらめいた私は、居ても立っても居られませんでした。
突然ですがみなさん・・・
WWOOFとは、World Wide Opportunities on Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」の頭文字。
簡単に言うとWWOOFとは…
お金のやりとりのないファームステイ!
こんなことをきっかけに私はWWOOFを始め、のち最終的に、
2018年の4月から翌年1月にかけて、日本国内計5カ所でWWOOFをすることとなりました。
これらの体験を通して、私は農業に限らない、様々なことを目の当たりにし、学ぶこととなります。
当noteでは以後、私の体験したWWOOF生活について記事にしていきます。
\(^o^)/
ぜひぜひ読んでみてください!
・・・
最後に、秋山豊寛さん・著『宇宙と大地』より、私の好きな言葉。
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地球の青は、明るいブルーから紺になり、濃紺になり、黒くなり、漆黒の宇宙の闇に続いています。
何処から来て、何処に行こうとしているのだろう、わたしたちはーーー。
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