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【ミナ】

 そんなに生きづらいんなら死んじゃえばってすぐ思う。私。乱暴だし雑だ。でも思ったことはしかたない。変えられない。私はその男について生きづらいんなら死んじゃえばって思った。でも直後にすぐ思った。死んでいるんだった。

 おおよそ思春期の頃から(みんながうだうだしはじめる時期)、うだうだしている人を見るのが嫌いだった。周りからああでもないこうでもないという心の嘆きを聴かされることが増えたその頃は、みんながなんてつまらないことになってしまったんだろうと、常にがっかりしていた。
 さすがに思春期ではない今、そこまで不遜ではない。人がうだうだするのは自らが持ち合わせた心との付き合いかたとしてきわめて人間らしい、むしろ高級な活動だとわかっている。ただしわかるとは言っても実体験としてではなく、これまで色々な人の話を聴きいくらかの文学作品を読んできた経験から理解しているだけに過ぎない。
 その人間らしい高度な機能、私にはやっぱり搭載されなかったみたいだ。待てど暮らせど。ミナには逡巡がわからぬ。
 自分でも人の心のわからない冷たい人間と思うときがある。でもそのことで悩んだりはしないし、自己嫌悪に陥ることもない。実際のところ、私に冷たいという印象を持つ人はそれほどいないようだ。少なくとも指摘されたことは一度もない。家族にも。恋人とのヒートアップした喧嘩の最中でさえも。どちらかといえば優しい人とか、何なら優しすぎるとか言われることが多い。それはそうだろう。人の気持ちがわかることと人に優しくすることの間にみんなが信じるほどの関連性はない。

 友人が太宰治の『人間失格』を薦めてくれた。その目がぎらぎらしていてちょっと怖かった。そこが書店だったっていうのもあるけれど、その場ですぐに文庫を買って渡してきたのも怖かった。
 そんなわけで「そんなに生きづらいんなら死んじゃえよ」っていうのは『人間失格』を読んで主人公に抱いた感想だ。はじめの数項で感想が浮かんで以降、読書に集中することが難しくなった。そういえば中学生のころにも図書館で一度読もうとして同じ感じになったのだった。「暗っ」。書架に戻した私自身の呟きがよみがえって薄く笑った。大して感性変わってないんだわ。
 でもキョンちゃんが買ってまで読ませたい作品ならばと今回は読み切った。苦になるほどではなかった。短いし。途中でコツを掴んでからは大丈夫になった。話者の持つ声の調子にそれほど耳を傾けず、言葉回しの美しさや垣間見える時代の様子に意識を集中することで、この作品を楽しむことができたとすらいえる。
 何も太宰作品にアレルギーがあるわけではないのだ。好きな作品だってある。『斜陽』は良かった。冒頭で主人公の女がスープのことを「スウプ」と言うのに憧れて私もしばらく「スウプストック行こー」「週替わりスウプは何かしら」と日常会話に取り入れていたが誰も気づかなかった。
 実を言うとキョンちゃん以前にもひいちゃん(前の恋人)やフミくん(ずっと前の恋人)にも再三『人間失格』を薦められてきた。のらりくらりと読まずにきたのは、この作品の愛されかたにちょっと異様なものを感じたからだった。フミくんもひいちゃんも同じように目をぎらつかせて『人間失格』がいかに自分を惹きつけるのかを語った。彼らはそのとき明らかに目の前の私の存在を忘れていた。大げさかもしれないがそこに狂信的なものを感じ取り、意識的に『人間失格』からは距離を置くことにしていたのだ。あのぎらつき、一体何なんだろう?
 先輩に文壇バーなるところに連れていかれたときも、『人間失格』について語り出したとたんに理知的な雰囲気が抜け落ちるように見えた人がいた。文筆家を名乗る中年の男性だった。それまで別の常連と受賞作の傾向や文壇のあり方について議論を交わしていたのが、急に共感と感傷だけの生き物になってしまったように見えたものだから、印象的だった。
 とはいえ文壇バーに通う文筆家ともなるとさすがで、私が「どんなところが魅力なんですか」と訊いてみたときの彼の答えは、どの元彼やキョンちゃんよりもわかりやすかった。いわく「太宰が自分にだけ打ち明けてくれた話のように感じる」、「自分にだけはその苦しみがわかるのだと思う」。感傷的には違いないけれど、上手いこと言うなあと感心した。で、さっき、文庫版のあとがきに同じことが書かれているのを見つけた。
 でもまあなるほど、『人間失格』を語る人間に宿る謎の優越性はそういうわけかと納得できた。

 こたつに下半身を突っ込んだまま身体を倒した。座椅子を押しやって伸びをして、ついでに頭をのけぞらせて壁の時計を見ると、動かなくてはいけなくなるまでにまだ時間がある。読み終えた文庫を額に乗せて目を閉じた。
 ミナには逡巡がわからぬ。でも結局、逡巡が文学なんだよな。多くの文学作品を通読してきたわりに一度も文学少女というアイデンティティを持てなかったのはそのせいかも。
 それで言うとキョンちゃんなんか文学のかたまりみたいな奴ってことになるわけだけど、ものを書くのは大学に入って以来、やめてしまったみたいだ。高校のとき、彼女の文章をブログで読むのが好きだった。私もよく登場した。

「いてっ!」
 髪を踏まれた痛みで一気にまどろみから引き戻された。シャワー上がりの姉だった。白のタイトスカートにヘソの出る千鳥柄のトップスを着てばっちり決めているのに顔はまだどすっぴんなのがおかしい。自室への動線上に私がいたのはわかるが、踏んだのは普通にわざとだろう。ご丁寧に髪の上で仁王立ちしている。
「パンツ派手すぎね? そのスカートだと透けるのでは」
「うっさい。この時間にゴロゴロしてんな。ニートかおめーは」
「シャワー使うからお姉ちゃんが出るの待ってたんだけどね」
 姉の部屋のドアが派手な音を立てて閉まる。乱暴な女だ。姉の部屋といってもそこは私の部屋でもある。
 ようやくシャワーにありつけた。早朝までのバーの勤務で染み付いたお客の煙草のにおいを髪から洗い流す。汚れがあるほどシャワーはハッピー。地肌に十分な量の湯を流したあと、スペシャルケア用の良きシャンプーを泡立てて揉み込む。シャンプーが前回よりも格段に減っているような気がしてカジュアルな殺意が湧く。マジックで名前まで書いてあるだろうが。でもすぐに気を取り直した。今日は姉のトリートメントで仕上げることにしよう。
 しかし、恋人にさんざん言われても読まなかったのにキョンちゃんのときにあっさり読んだということは、と私はまた『人間失格』のことを考えている。
 私はかなりキョンちゃんのことが好きらしい。キョンちゃんが入れ込むものに触れたかったのだ、多少無理をしてでも。キョンちゃんにしたって自分のことを知ってほしいという気持ちがあって私にこの本を読ませようとしたわけだから、私たちは両思いということになる。
 ここのところ3日と空けずキョンちゃんと遊んでいる。お互い暇があれば誘って安居酒屋で飲むのが習慣化している。キョンちゃんはすぐ酔うくせに飲みたがりで、そのうえ泣き上戸だ。会うたびにゆきずりで寝たしょうもない男やキョンちゃんを大事にもしないくだらないセフレの話を聞いていらいらすることになるのについ会ってしまう。たちの悪いことに、つぶれてだめになった彼女はとてもかわいい。自分にあると思ってもいなかった庇護欲というものがくすぐられる。部屋まで送り届けてやったり(ついでに私も泊まる)、タクシーに突っ込んでやるとき、異常に気持ちがいいから危険だと思う。それで、こんなんだからこいつは駄目なんだとやっぱりいらいらもする。総合すると私はキョンちゃんを放っておけない妹のように愛護している。「妹みたいに思ってる」とか言ってくる男は1ミリも信じるなって私自身がキョンちゃんに言い聞かせた恋愛訓だけど私は女友達だからセーフ。そうか?
 おすすめの本を読んでもキョンちゃんのことをより深くわかったりなんてしなかった。もちろん。でも、あーこういうのに惹かれる女だよなあとは思った。今度会ったらこのままのことを伝えるだろう。キョンちゃんは困惑し、がっかりもするだろうが、それで私を嫌いになったりはしない。たぶん。
 シャワーを終えて戻るとこたつの端に置いていた『人間失格』がなくなっていた。姉が持って出たらしい。あの女もなかなか暗いところあるからけっこう合うかもねと、私はまた雑なことを考えてから、姉の鏡台で化粧をした。シャネルの化粧下地は異様に伸びがいい。
 ドアを開けるとほとんど夕暮れどきだった。鍵をかけて出る。今日も母と会わなかった。

 バスに乗っている間にマスターから《ドンキで買ってきてほしいものリスト》がLINEで入った。いくつかのリキュールと単一電池と電球。《すみませんが遅れても良いのでよろしくお願いします》と追加で届く。
 週2日、日曜と月曜にバーのカウンターに入るようになったのは3か月前のことで、このシフトは大学の先輩から引き継いだ。バーには独自の営業スタイルがあり、マスターと曜日ごとに決まった店員とで営業することになっている。その曜日固定制の店員がどうやら名物らしい。私の他に「水木のアケミちゃん」「金土のタマコ」「火曜のハルオミくん」がいる。3人とも会ったことはない。シフトのない曜日に飲みにくるよう誘われたことは一度もないし、飲みに行ったところで歓迎はされないだろうという気がしている。
 マスターはLINEの文面通りに丁寧で他人行儀な人だ。仕事のやり方について指導をされたことすらほとんどない。初日に簡単なドリンクの作りかたを教わったのと、洗い物は僕がやります、接客をお願いしますと小声で囁かれたくらいだ。
 妖精みたいな人だと思った。黙々とグラスを洗い、難しい酒を作り(だいたいシェイカーの要るようなカクテルを注文するのは観光客だ。常連たちは私が作るざっくばらんな酒を飲む)、あとの時間はカウンターの隅に発注書を置いて向き合い、眉間を揉んでいる。まるで世界に自分と発注書しか存在しないって言うみたいに。
 今までアルバイトを渡り歩く中でさまざまな飲食店を見てきたけれど、このサイズの店で客や店員や経営者とズブズブの人間関係を求められないのは極めて珍しいと言える。マスターの妖精性の為せるわざだろう。私はこの働き口を気に入っている。
 ただひとつ気になることがあるとすれば、マスターが、バディを組む店員たちの曜日固定制に並々ならぬこだわりを持っているらしいことくらいだ。店員同士でシフトをやりくりすることは許されていない。たとえば私が日曜日に他の仕事が入ってしまったからアケミちゃんと臨時に曜日を交替する、ということはできない。
 この件については私の前に日・月を担当していた先輩のマキさんからも何度も確認された。大丈夫ですよと軽く請け合う私にぐいっと眉を上げて、
「本当に? 曜日のことになるとあの人の融通のきかなさってハンパないんだよ、もうちょっとよく考えたほうがいいよ」
 と身構えた。マキさんはバイトの引継ぎ手をなりふり構わず探していたくせに、いざ私が食いつくと慎重になった。
「そんなにですか。自分で他のスタッフに代わり頼んでもだめ?」
「だめだめだめ。代わりなんて言い出したらマスターぶっ飛ぶよ」
「ええー? いや、日月なら本当に大丈夫。大丈夫だけど、そこまで言われると怖くなってきたな。店主さんはどうしてそんなことにこだわるんですか。仕事回せるんなら誰でも良くないすか。そもそも、手伝いっていってもだいたいのことは自分でできちゃうんでしょう、その人」
「さあ。知らないけど、あの人には大事なことらしいよ。日月・火・水木・金土と、違う人間が規則正しく店にやってきて彼を手伝うっていうのが。春の次に冬が来たり、新月の次の日にいきなり満月になったりしないみたいに」
「はあ」
「あたしだってわかんないよ。それでこんなに苦労してるんだから。辞めるなら日曜と月曜のシフトに半永久的に入れる人間を連れてきてくれないと困るって言われてるのよ」
「半永久的」
「ヤバいよね。バイトの話でそのワード聞いたのあたしもはじめて。それで、ミナちゃんは本当に大丈夫なのね、日月? ああ、やっと見つけた。嬉しい。神様! 早速で悪いけど明後日の日曜一緒に店来てくれる? 大丈夫大丈夫、マスター、こだわり強いところはあるけど静かで真面目でさ、バイトに手出したりとかもしないし。一緒に働くにはサイコーの人だよ」
 そんなやりとりがあって入店したものだから、私も辞めるときには日月に確実に身体が空く人間を探してこなければならないのかと、そこに関しては気が重い。辞めたい要素が見当たらないのはそういう意味でもありがたい。
 ちなみに私にシフトをおっつけていったマキさんは今、世界一周に出かけている。今頃どこにいるのだろう。フェイスブックの投稿はモンゴル以来更新がない。

 モンゴルのテント式住居の名称が思い出せずに客に聞いた。2人訊いてわからず、みんなで一緒に唸っていると、3人目の常連が「ゲルじゃん?」と教えてくれた。
「なんでまたモンゴル?」
「知り合いが行ってる、か、行ってたらしくて。あ、ていうかマキさんです。私の前にこの曜日入ってた」
「ああ、マキマキか。何、ヨーロッパとかじゃないの? モンゴル、今若い人に人気でもあるわけ」
「そういうわけじゃないと思います。世界一周らしいですよ」
「はーっ。お金貯めてるとは聞いてたけど、世界一周ね。そのためだったのかあ。何、マスターは知ってたの」
 身をかがめて小さなシンクでグラスを洗っていたマスターが半身を捻って客の方を見る。そのまままばたきを数回すると、何を言うでもなく洗い物に戻った。私たちは自然とそれを見守ったあと、会話を再開した。
 はじめこそ、よくこれで飲食店の経営者が務まるものだと呆れたが、今ではこんな奇跡を目にするのにもすっかり慣れてしまった。
 この日、開店から21時くらいまではいつもの月曜の通り、決まった顔ぶれの常連たちがちらほらと顔を出しては数杯飲んで帰っていくだけの穏やかな時間が過ぎた。今日はずっとこの調子かと思っていたところに外国人観光客のグループと学生のカップルが同時に来店して、それを合図にしたかのように来客がひっきりなしになった。マスターは飲みっぷりのよい外国人らのカクテルのために果実を搾ったりシェイカーを振ったりと動き続け、私も学生や若い客たちに甘いリキュールを使ったドリンクを今までになくたくさん出した。先だってドンキでマスターの寄越したリストに従い「こんなん要るか?」とひとりごちながら買ってきたカルーアとジュレ・カシスは見事に開栓するはめになった。
 氷を切らして近所の酒屋に買いに行っている間にキョンちゃんと唐島くんが来ていたからびっくりした。0時を回ったころだった。唐島くんは最近までキョンちゃんと付き合っていた男の子だ。キョンちゃんはこちらをちらちら見て何か話したそうにしていたが、私の手は空かなかった。そうこうしているうち、満席のときに来た常連に席を譲るようにして2人は去ってしまった。
 閉店の3時まで客は訪れつづけた。ただでさえ狭いカウンター内で動き回るために、ソーダやジンジャーエールの空瓶のぎっちり詰まったケースにすねを何度もぶつけた。明日には青あざまみれになっているだろう。
 私はマスターに、これまでで最も実感のこもった声で「お疲れさまでした」と言ったが、「お疲れ様でした。来週もよろしくお願いします」という彼の返答は憎らしくなるほどにいつもと変わらなかった。憎らしくなるかわりに私は声を出して笑った。マスターはこちらを見てまばたきを数回すると、発注書に戻った。それを眺めてから店を出た。

 空はまだ暗く、しかしカラスはもうそこかしこに出勤していた。羽根の一部がもげた顔なじみのカラスを見つけて、私の持つ中で最も優しい声を使ってあいさつをした。
「カラスに話しかけるの?」
 ふと、男の声が投げかけられて振り返った。
「唐島くん」
「驚かせてごめん」と彼は早口に言った。「せっかくはじめてゴールデン街に来たんで、はしごして飲んでたんだ。で、ミナちゃんのお店は3時までって聞いてたから、上がるころかなと」
「キョンちゃんは?」
「タクシーで帰った。もともと二日酔いだったらしい」
「あー。何か私に話したそうにしてたから、昨日何かあったのかなとは思ったよ。唐島くんは聞かされたの?」
「まあ」
「ひどい奴。付き合ってた女から聞きたくないよね、そういう話」
「……まあ」
 どうして聞く前から男絡みの話とわかったのかと問いたげな顔だった。いつもだからだよ、と心の内だけで答えた。
 コオンコオン、と音がして見ると、通行人が捨てていったエナジードリンクの缶をさっきのカラスが上手に倒して調べていた。
「子どもの頃」と私は言った。「住んでた団地にカラスがけっこう来たんだよね。すごく凶暴で。みんなベランダとか荒らされちゃって。でもうちだけは大丈夫だったんだよね。私がいつも友好的にあいさつしてたから」
「本当に?」
「うん。親も気づいてなくて、ただ不思議がってるだけだったけど。実は私のおかげだったの。カラスって本当に人をよく見てるよ」
 タイミングよくカラスがこちらに顔を向けたので、私と唐島くんは同時に会釈した。

 始発まで唐島くんとお茶することになった。ここは新宿、24時間営業の喫茶店がざらにある。
 キョンちゃんの話になるかと思ったけれどそれはものの数分だった。私たちはどちらも映画と音楽が好きということがわかったので、最近触れてよかったものをそれぞれ薦め合い、大いに盛り上がった。映画の守備範囲は微妙にずれているが、そのことでかえって互いの愛好するものへの興味をかき立てられたし、メタルの話では好きなバンドがかなりのところまで被っていて興奮した。
 結局始発が出る時間を過ぎても話し込んでいて、外がかなり明るくなって店を出てからも「今度は映画に行こう」「来月公開のあれにしようか」と言い合いながら駅までの道を歩いた。
 電車はぎりぎり通勤ラッシュ前で座ることができた。が、日光をもろに浴びる側で、目が開けられない。こうしてひとりになってみると脚は疲労感で棒のように感じられるし、酒の割りものをこぼしたスニーカーはべとついている。それでも清々しい気持ちだった。
 乗り換えのホームで急行を待ちながらスマホの通知をチェックした。この半日ほとんど見ていなかった。LINEの通知が数件、恋人からの着信も含まれている。友人からの飲みの誘い、姉の怒りのスタンプ(化粧品を使ったことがばれでもしたのだろう)、連絡先を交換したばかりの唐島くんからも《よろしく》と来ている。下へ下へ、と見ていく途中で私は指を止めた。めずらしい通知が入っていた。《「遠吠え⭐︎ソーキュート」更新のお知らせ》。

 4年ぶりに、キョンちゃんのブログに記事が追加された。


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【キョンちゃん】 | つづく→

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