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心を耕し、生を拓く

共生共楽こそ真

ちうちうと嘆き苦しむ声聞けば鼠の地獄猫の極楽

(二宮翁道歌)

【略解】
この歌は、鼠と猫の関係のように、
一方の憂患が一方の喜楽となるような、禍福憂歓は、真の福でもなく、
真の吉でないということを示されたものです。
彼の喜びが我の喜びであり、
彼の悲しみが我の悲しみであるというのがあるべき姿で、
天地と親子と夫婦と農業の道のように共生共楽がこれを示しております。
➖ 寺田一清 ➖

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