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【英語教育】“Repeat after me.”は禁止!!

おはようございます、おおひさ です。今日は、大学で英語科教育を学んでいる僕が、模擬授業のときにゼミの先生から口すっぱく言われていることを発信していきます。小中学生のお子さんがいる方は、子どもにこの話について聞いてみてください!!

英語の授業での禁句ワード

学生時代のころ、みなさんはどんな英語の授業を受けましたか?

新しい単語が出てくるたびに、教師が“Repeat after me.”と言っていませんでしたか?

実はこの“Repeat after me.”というセリフ、ぼくのゼミの先生はめっちゃ嫌いです。英語の授業での禁句ワードです。先生が嫌いだから言わないようにしているわけではありません。笑 使わない方がいい理由があります。

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なぜ“Repeat after me.”はダメなのか

①子どもはオウムじゃない!!

“Repeat after me.”とは、教師が言ったことをそのまま繰り返して言うことです。思考停止しながらでもできることです。しかも言ったことをやらされている奴隷みたいな感じ。

こんなことを子どもにさせると、「子どもはオウムちゃうねん」とツッコミが飛んできます。

ただ教師の真似をさせるだけでは意味がありません。そもそも教師の発音は完璧なのかと疑問が浮かびます。小学校では、担任の先生が基本的に全ての教科を担当します。英語専門の先生がいる学校もありますが、いない場合は英語を専門にしていない教師が担当することになります。その教師の発音を真似することは危険ではないでしょうか。

②主体性のかけらもない!!

教師の発言によって授業が進むということは、子どもの主体性なんか伸ばすことができません。

教室は子どもによる学びの場であり、教師が教える場ではないということです。

学校教育で求められていることは「主体的・対話的・深い学び」です。教師が教えるよりも、友達と一緒に学び合い助け合う姿勢が重要です。

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じゃあどうしたらいいの?

では、新しい単語の発音をどう指導すればいいのでしょうか。

①タブレットの活用

2020年度から、小中高全ての学校に1人1台のタブレットが導入されます。

タブレット導入の動きは下の記事を参照してください。

タブレットでGoogle翻訳を使うと、教師が発音するより英語らしい発音を学ぶことができます。

また、既に知っている発音をまた学ぶことって面倒くさくないですか?

タブレットを使うことで、知らない単語・発音を忘れた単語を自分で調べ直すことができます。わからないことを自分で調べ直すということが、主体性につながります。

②子どもが先生役をする

30人のクラスでは、塾に通う子どもがいれば、英会話に通う子どももいるでしょう。他の教科はダメでも、英語だけできるという子どももいます。

そのような子どもを先生役(student teacher)にします。

するとその子どもはみんなに教える立場ですから、もちろん一生懸命やり遂げます。また、他の子どもたちもクラスの仲間の姿に刺激されます。

子どもは、教師が言うことよりも友達が言うことの方がよく効くものです。

まとめ

なぜ“Repeat after me.”はダメなのか

①子どもはオウムじゃない ②主体性のかけらもない

じゃあどうしたらいいのか

①タブレットの活用 ②子どもが先生役をする

1番のキーワードは「主体的・対話的・深い学び」です。

お子さんがいる方は、どんな英語の授業を受けているか聞いてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!!


主体性に関したは下の記事に書いてますので参照してください。




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