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【哲学】なんで勉強しないといけないの?

おはようございます、おおひさ です。僕は月に1回程度、大学生と育休を取得中の先生たちと勉強会を行なっています。今日はそこで話し合った内容を発信していきます。

テーマは子どもに「なんで勉強せなあかんの?」と聞かれたときどうするかです。

授業が面白くない

そもそも「なんで勉強せなあかんの?」と子どもの口から疑問として出てくるのはヤバイ状態です。

子どもにとっては 勉強=学校の授業 のイメージが強いです。そして、授業に楽しく参加できている、学びに積極的だと「なんで勉強せなあかんの?」という疑問が出てきません。

良い意味で、そんなこと考える余裕がないのです。

じゃあなぜそんな疑問を子供は口にするのでしょうか。

それは授業が面白くないからです。

授業が面白くない → やる気が出ない → なんで勉強する必要があるの?

つまり、その授業をしている教師に責任があるということです。今すぐ授業を改善しないといけません。

バカは騙される!

ドラゴン桜にこのようなシーンがあります。

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(ドラゴン桜,第1巻,4話.)

「だまされたくなかったら…損して負けたくなかったらお前ら…勉強しろ」

社会のルールは頭のいい奴に都合のいいように作られている…という話です。なぜ勉強するのか?という多くの人が抱く問いに一つの大きな考え方を提示しています。

こちらの本にも同じようなことが書かれています。

社会の間違いを指摘するには、何が正義で何が悪なのか区別できる目を持たなくてはいけません。ルールを作る側の人間になるには、勉強が必要です。

学問とは、人類の経験をひとまとめにしたもの

こちらの本にはこのように書かれています。

学問とは、人類の経験をひとまとめにしたものである。学問を修め、人類がまだ解決できていない問題のために尽力すべきだ。新たな発見が自分だけの発見ではいけない。それが人類にとって新たな発見だったとき、人類は1歩前進することができる。

新たな発見をするには、現在わかっていることを理解しなければなりません。そうでないと、次の発見が新しいものなのかわかりません。だから勉強しないといけないということです。

まとめ

「なんで勉強せなあかんの?」という問いに対して、ひとりひとり考え方は違うと思います。上に挙げた例は、子供が求める答えとは違う場合もあるでしょう。

様々な考えがある中で、自分の中でブレない軸(一貫性)があれば、子供は納得してくれるのではないでしょうか。

いかに子どもの心に火をつけるかが、親や教師の腕の見せどころだと、僕は思います。

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