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【教育改革】 タブレットを使った学校教育

おはようございます、おおひさ です。突然ですが、みなさんは「GIGAスクール構想」という言葉をご存知ですか??また、プログラミングの授業が小学校で始まろうとしています。

長くなってしまったので、太字以外はすっ飛ばしてください!!

GIGAスクール構想

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GIGAスクール構想とは、Society 5.0 時代に生きる子供たちの未来を見据え、令和5年度までに児童生徒向けの1人1台学習用端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想です。誰一人取り残すことなく子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けた施策です。つまり、子ども1人1台の学習者用端末(タブレット)と、クラス全員が一度にアクセスしても利用できる通信環境を整備するものです。学校内のクラウドコンピュータなども整備されます。また、2019年12 月 13 日に閣議決定された2019年度補正予算案は2318億円です。どこにそんな金があるのか聞きたいです。笑

ちなみに、GIGAスクール構想のGIGAとはギガバイトではなく、Global and Innovation Gateway for Allの略です。

タブレットの導入によって、学校からの配布物は全て電子化されるかもしれません。成績の通知表を電子しようと動いている自治体もあります。ブロックチェーンを活用して、成績データを残すようになるかもしれません。ただ教育の世界はかなり保守的で改革が遅すぎます。特に高校の講義型授業は明治時代の教育とほとんど見た目は変わりません。


プログラミング教育

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そして、小学校で「プログラミング」の授業が始まります。確かに、急速にネット社会が発展している世の中を考えると、プログラミング教育は必要なのかもしれません。と言っても、小学校で教えるプログラミングは、2歩進んで斜め45°に1歩進む。これを繰り返して縁を描くといったものです。Aボタンを押すとBの光り方をするとか。エンジニアなどのプログラミングというより、プログラミング思考の育成です。しかし、現在の小学校教員はプログラミングそのものの知識はほとんどありません。なぜなら、プログラミングの知識がなくても教師になれたのですから。小学校で今懸念されていることは、誰がプログラミングを教えるのかということです。


まとめ

みなさんは、「学校教育にタブレットを導入する」という動きに賛成ですか??

僕は8割賛成といったところです。様々なものが電子化され、紙を使わないことは教師の負担軽減につながります。また、成績の処理や提出物の管理など、かなり効率が良くなります。

しかし、日本人の学力低下にスマホの使用時間が関係していると研究で明らかになっています(他にも要因があると考えられていますが)。タブレットはネット環境さえ整えばスマホと同じです。それを小学生から与えることには、少し抵抗があります。スマホと学力問題の関係については後日発信したいと思います。

これから生まれるお子さんが小学校に入学する頃には、さらなる改革があるかもしれません。

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