【スマホ利用】授業中、生徒の学習意欲アップ
こんにちは、おおひさ です。今日は授業中のスマホ利用について発信していきます。
授業中のデバイス使用禁止!?
学生の皆さんは、授業中にどのくらいスマホを使用しますか?授業でわからないことを調べる人もいれば、漫画やゲームに夢中の人もいるかと思います。
先生たちの間では、スマートフォンやタブレット、ノートPCが学生の注意力を授業からそらしてしまうかどうかという議論には、なかなか決着がつかないそうです。
しかし最近では、多くの大学教授や教育の専門家が、こうしたデバイスを戦略的に導入することで、学生たちがかえって熱心に授業に取り組むようになると言われています。
それはなぜでしょうか。
辞書を引くことと同じ
ニューヨーク市立大学シティカレッジの非常勤助教授のステムバーグ先生は、「学生たちが、スマホなどのデバイスを使って知らない言葉を調べたりしていることを知り、授業にも取り入れることにしました」と言います。
みなさんは特に小学生時代に、わからないことがあったら『辞書を使って調べなさい』と言われたことはありませんか?
ステムバーグ先生は、現代の学生が授業中にスマホなどを活用して、何かを調べることは、辞書を使うことと同じと言います。
学生の参加意識の向上
例えば英語の授業では、グループ活動をする際に、単語の意味を調べるのにタブレットを使うことがあります。単語のさまざまな定義を知った上で、グループで目の前の文脈に合うのはどの定義なのかを話し合う活動をします。ひとりでは達成できない課題を、タブレットなどを活用し協同的に行う活動は、これから主流になると考えられます。
こうした参加型の手法を取ることで、教育は「より意義深く、実のあるもの」になると、ミシガン州立大学の准教授(カウンセリング・教育心理学・特殊教育)であるクリスティーヌ・グリーンハウは述べています。
テクノロジーの使用を禁止すると、教室と外の世界のつながりを絶つことにつながります。しかし、テクノロジーの使用を解禁すれば、学生たちは様々な情報にリアルタイムでアクセスし、問題を解決できるようになります。これは、教室に教師が1人しかいないという限界を乗り越えることができ、発展的な学びにつなぐことができます。
それでもスマホを触る学生は?
授業中になる学生にもいえることですが、学生が寝るということは、「授業そのものが面白くない」、「簡単すぎる」という理由が挙げられます。僕自身も教育学部で勉強していますが、特に小中学生の反応は素直で、つまらない授業では表情が暗くなります。
これからは、小中高校生全てがタブレットを持って学習する時代です。詳しくは下の記事を読んでみてください。
つまり、タブレットを活用してようやく達成できる難易度の課題を、教師は設定する必要があります。先日僕は、大学のゼミでSiriを活用した英語の授業をさせていただきました。授業の内容はまた発信していきます。
これからはAIを活用して情報を収集し、どのように情報を活用していくかという課題をテーマにした授業が増えていくかもしれません。
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