Covid-19新型コロナ闘病記・７

１５日目）ホテル療養も５日目です。検温アナウンス前にまた6時半ころ起床。起きたばかりでも体温高めは相変わらず。何回か計測して、平均値くらいの３６・４を申告。 朝食は同じ感じです、おかず少なめ、小さいおむすび大の混ぜご飯が３つほど。いつもよりは若干ボリューム感あり。 お昼は鮭、野菜中心の比較的ヘルシーな献立。ご飯は別容器、この日くらいから味噌汁も付くようになりました。 夕方の検温、３６・５〜３６・７。 夕食は魚、肉、揚げ物。白米が結構な量なので、お菓子も差し入れある事だ

Covid-19新型コロナ闘病記・６

１２日目）ホテルでは基本概ね毎日PCR検査をするそうなんですが昨日は午後入所だったので受けず、本日は日曜日なので無し。２回連続で陰性だとめでたく退所になるんですがさて（‥‥）。 朝7時に館内放送で検温をするようにと指示。３６，３度、安定しています。病院の病室よりは広いので（笑）、ラジオ体操第一を日に数回を日課として始めます。 朝食は一口おむすび３つとおかず控えめ。 昼食はカレー弁当でした（上の画像参照）。 午後、室内の温度のせいか、若干体温高め。３６，４〜３７，３の間

Covid-19新型コロナ闘病記・５

１８日目）本日で入院生活というかここの病院での入院は終わり。午後夕方頃方思ったら朝食後直ぐに移動の用意をしろと連絡。早い、早いよ（泣） 朝食はチキンソテー。最終日に洋食っぽいメニューとは‥。デザートはバナナ、今度は（泣）しっかり食べれましたがやはり甘味がかなり強く感じるのは同じ。 1時頃には民間の救急車輌（そんなのがあるんですね‥）が病院に迎えに。担当看護師に案内されてほぼ１週間振りに病室を出る。嗚呼、生きて出られた‥感謝しかない（泣）。お世話になったお礼を、言葉でしか表

Covid-19新型コロナ闘病記・その４

１５日目）夜中〜朝まで何度か目を覚ます。相変わらず頻繁にナースコールと心電図モニターの警告音でウトウト（泣）。しかし熱はかなり安定、３６・８から３７・２を上下といった感じ。 あ、えらく時間がかかったPCR検査ですが昨日夜に地元保健所から携帯電話に連絡、まあ当然ですが陽性でした。これだけ長く熱が続いて新型コロナじゃ無いと逆に怖いですが（笑）。 でも、新型コロナ確定が入院４日目だったので、３日間は個室差額料金を支払う羽目に‥後日請求書が来て家族に振り込んで貰いましたが結構な額

Covid-19新型コロナ闘病記・その３

１１日目）仕事休んで１週間。一向に改善無し。いやまあ微熱〜高熱以外は咳も鼻水も喉の痛みも息苦しさも味覚異常も無いんですが。関節痛は、少しだけあるかな、１日中寝てるから背中腕痛いってのはありますが。起床時に検温、微熱、パルスオキシメーターは相変わらず低いが、時間が経つと段々また正常に。？？（この数値の意味が後日判明） 午後、また３８度超え。カロナール服用。お昼は茶碗蒸しを少しだけ。酸素飽和度は、しかし午後夕方になっても９２。６日前に行った病院に連絡。入院は難しいが診察はしてく

Covid-19新型コロナ闘病記・その２

６日目）仕事は休む。休むというか実際問題ほぼ動けない。食欲も無い。この時期はまだ新型コロナで味覚異常という報道はあまり無かった。昨日とこの日は、しかしまだ新型コロナでないと思い（思いたい‥）、昨日病院で処方してもらったジスロマックを服用。（しかし新型コロナ発症初期にはジスロマックって、今はもうしないのかな？この時は第一選択のようでしたがまあ全然効かなかったね） 朝から昼間は平熱だったが夕方になって３８度超え。しかし解熱剤は服用しないでひたすら寝て過ごす。食事は家族に部屋まで

Covid-19新型コロナ闘病記

無事、と言っていいのかどうか現時点では分かりませんが取り敢えず発症から受診、検査、入院、ホテル療養、陰性、帰宅、の顛末をちょっとずつ記して行こうかと。まさか自分が感染発症するとは思ってもいなかったがなあ。 １日目）３月末某日、毎年の花粉症でアレグラを毎日服用、薬の効果のおかげで概ね安定した状態が続いていた、仕事中の午後。 不意に、かなりの痛みを伴う喉の違和感を感じる。しかしこれはちょっとした喉風邪や花粉症、アレルギーでも感じる症状ではある（今現在でも似たような違和感痛みは

本日のハウリング（遠吠え）

ツインテールで鎧ビキニアーマーで

わたしのためじゃない場所で・5

リエ『（Ｎ）今は、やめておこう。ちょっとまだ陽が強 過ぎる。今日はまだ暑くなりそうだし。夕方、いや、 もっと遅くなってからでもいい。出口は開いてるん だから。何時でも、出られるんだから。わたしが好 きな時に、何時でも』 Ｓ・Ｅーブザー。ドア、閉まる。 昇降機、作動する。 リエ『（Ｎ）明日でも、いいんだ』 Ｓ・Ｅー昇降機の作動音、暫く続いてからＦ・Ｏ。 間。 Ｓ・Ｅーノイズが混じった、かなり不鮮明な音声。 微かに誰かが喋っているよう。 ノイズが徐々に晴れ

わたしのためじゃない場所で・４

Ｓ・Ｅー疾走する車の音、やがてＦ・Ｏ。 間。 Ｓ・Ｅー階段をゆっくり昇っていく靴音。 リエ『（Ｎ）もう、何回、わたしはこうやって同じ階段を昇っ ているんだろう。どうせあの部屋には、この前来た時と同 じものが、わたしを待ってる訳でもなくあるだけなのに。 無駄な、馬鹿なことやってるわわたしったら。一体何の為 にわたしはこんな事を』 Ｓ・Ｅー靴音、止まる。 リエ『（大きく深呼吸）何でエレベーター、止まっちゃってる んだろう。上迄、いちいち昇んなきゃなんないんだか

わたしのためじゃない場所で・３

Ｓ・Ｅーモーターが作動する音、Ｃ・Ｉ。 昇降機が動き出す。 マキの力無い呼吸音、苦し気に。 マキ『（Ｎ）あと何回、この音を聞いていられるか、判っ た。これで、今回で最期だ。この音を聞き乍ら、横に なっていられるのは恐らく、多分、いやまず間違いな くこれでおしまいだ。次にこの音がやんで、あれがや ってきた時には、わたしは。（溜息）でも、それなら それでいい。もうどうでもいい。もう、何も考えたく ない。この、こんな状態が終わるんなら、終わってく れるんだったら